未経験からのキッチンカー起業。脱サラして「家族との時間」を選んだ『河津宏さん』【福島県田村市】

未経験からのキッチンカー起業。脱サラして「家族との時間」を選んだ『河津宏さん』【福島県田村市】

「むすびめ」に込められた人と人を結ぶという思い

今では河津さんと奥さんを中心に、保育所が休みの日には子どもたちも連れて、キッチンカーを運営しています。

「普段は子どもたちは保育所なので、いつ呼び出しがかかっても大丈夫なように、田村市や近隣市町村を中心に、イベントや店舗の駐車場などで営業しています」

屋号の「むすびめ」には、「人と人の良縁を結びたい」という思いを込めました。そのため、提供しているのは「おにぎり」ではなく「おむすび」です。

2025年3月にデビューしたキッチンカー「むすびめ」の認知度はこの1年でどんどん上がり、今では顔見知りやリピーターのお客さんも増えました。

「『むすびめ』が大事にしていることは、お客さん一人ひとりと、ちゃんと話すことですね。お客さんと話をして、おむすびを食べてもらって、お客さんが『なんだか元気出た』と感じてもらえるやり取りを大切にしています」

コミュニケーションが得意なのは奥さんも同様。買いに来てくれたお客さんとの会話から、どんどん友達の輪を広げています。 「友達は……増えましたね。千葉にいた頃より多いかも」と奥さんは笑います。

子どものことを考えた末に決めた「おむすび」

キッチンカーで提供するメニューをおむすびに決めた理由。 それは「自分の子どもに、何を食べさせたいか」を考えた時、いきついた答えだったから。小さな子どもだけではなく、おむすびなら年齢を問わず、誰もが食べやすいというのも理由の1つです。

おむすびに使う食材は、自分たちが「おいしい」と思ったものだけを厳選しています。特にお米は、田村市の農家さんが作る白米を使用し、市内の農家「福福堂」の黒米を、オリジナルの配合でブレンドします。

黒米は元々古代米と呼ばれており、栄養価がとても高いお米です。子どもの健康にもいいため、河津さんは白米と黒米をブレンドしたオリジナルのおむすびを考案しました。

むすびめの1番の人気メニューは「たらこクリームチーズ」。大葉が特徴の「さっぱり大葉ツナマヨ」も人気です。

今話題のおむすびといえば「梅まみれ」。昨年、夏季限定で販売したのですが、評判がよくて復活しました。

むすびめで提供しているおでんとおむすび(左から「さっぱり大葉ツナマヨ」「梅まみれ」「たらこクリームチーズ」)

配信元: Nativ.media

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