中国渡航自粛、「春節」がズレても客足は落ちない…能登地震から2年。〈金沢兼六園の1月〉数字が示した「答え」【解説:エコノミスト宅森昭吉氏】

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25年の刑法犯77.4万件…特殊詐欺被害は過去最悪に

25年の刑法犯認知件数は77.4万件、4年連続増加でコロナ禍前の19年上回る。特殊詐欺被害が過去最悪に。

警察庁の犯罪情勢統計によると、刑法犯認知件数は前年比+4.9%の77万4,142件で、戦後最少だった21年56.8万件から4年連続増加でコロナ禍前の19年74.9万件を上回りました。悪知恵を使って行うことが多そうな、特殊詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺の増加が著しく、被害件数、被害額とも過去最悪になりました。生活苦などからやむにやまれぬ状況で行われることが多い金融機関店舗強盗の減少と、対照的な動きです。

25年の特殊詐欺の認知件数は、2万7,758件、前年比+31.9%、被害額は、1,414億円、前年比+96.7%でした。認知件数の前年同月比は24年7月以降25年12月まで18ヵ月連続の増加です。

25年のSNS型投資詐欺の認知件数は 9,538件、前年比+48.7%、被害額は 1,275億円、前年比+46.3%と認知件数、被害額ともに前年に比べて増加しました。

25年のSNS型ロマンス詐欺の認知件数は 5,604件、前年比+46.5%、被害額は552億円、前年比+37.8%と、こちらも認知件数、被害額とも前年比増加になりました。

出所:警察庁 [図表6]刑法犯総数(認知件数) 出所:警察庁

※なお、本投稿は情報提供を目的としており、金融取引などを提案するものではありません。

宅森 昭吉(景気探検家・エコノミスト)

三井銀行で東京支店勤務後エコノミスト業務。さくら証券発足時にチーフエコノミスト。さくら投信投資顧問、三井住友アセットマネジメント、三井住友DSアセットマネジメントでもチーフエコノミスト。23年4月からフリー。景気探検家として活動。現在、ESPフォーキャスト調査委員会委員等。

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