更年期からの新常識!口の渇きが“脳”を老けさせる!?

更年期からの新常識!口の渇きが“脳”を老けさせる!?

冬に気になる口の渇き。ドライマウスを放っておくと、虫歯や歯周病だけでなく、脳の健康にも影響する可能性があります。特に更年期以降は唾液量が減りやすくなるので注意が必要。医学博士の福島忍さんに、ドライマウスの原因や対処法を教えてもらいます。

唾液の役割とは?

polkadot / PIXTA

気温も湿度もまだまだ低い春先は、肌や喉だけでなく口の中も乾きやすくなり、ドライマウスに悩む人が急増します。

ドライマウスは「口腔乾燥症」とも呼ばれる口の中のトラブルの一つで、唾液の分泌量が通常よりも低下し、口腔内が乾燥する状態のことを指します。中には、唾液の分泌量は正常なのに、口呼吸が多くて唾液がどんどん蒸発してしまうタイプのドライマウスもあります。

唾液には「口腔内を洗い流す」「細菌の増殖を抑える」「傷ついた粘膜を修復する」「歯の再石灰化を促し虫歯になりにくくする」など、口腔内の健康や衛生を守る働きがあるため、口の中が乾燥すると口腔内が不衛生になり、口臭や虫歯、歯周病、口内炎などにつながります。

次のような症状が1つでもある人は、ドライマウスの可能性があります。まずはチェックしてみましょう。

<ドライマウスチェックリスト>
・口の中の渇きを感じる
・口の中がネバネバする
・食べ物の味がよくわからない
・水分を摂取しないと食べ物を飲み込みづらい
・口臭が気になる
・口が乾いて会話がしづらい
・口内炎がよくできる
・よく夜間に目が覚めて水を飲む

更年期は要注意!ドライマウスの原因

 Yotsuba / PIXTA

ドライマウスの原因には、緊張(ストレス)や口呼吸の習慣化などがあります。

口呼吸は、鼻呼吸ができないときに口から空気を取り込む呼吸方法。感染症や花粉シーズンでは、鼻水や鼻づまりが原因で口呼吸となり、ドライマウスの症状が出る人も少なくありません。

また、更年期以降の女性はドライマウスになりやすいので特に注意が必要。医学博士の福島さんは、その理由をこう解説します。

「女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減ると唾液腺の機能が低下し、唾液の分泌量も減りやすくなります。その結果、唾液が出づらくなり、ドライマウスにつながっていきます」(福島さん)

40~50代にとって、そうした体の変化に加えて、空気の乾燥や鼻づまりも気になる冬は、1年の中でもっともドライマウスに気を付けたい時期といえそう。薬による副作用でドライマウスになる人もいるので、服用中の薬がある人はかかりつけの医師に相談してみましょう。

配信元: HALMEK up

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