テレビで見た“バズってる女性”が元カノだった。10年ぶりの帰郷でわかった驚きの事実

テレビで見た“バズってる女性”が元カノだった。10年ぶりの帰郷でわかった驚きの事実

◆その女性は元カノだった

その女性は元カノだった
 翌日、山下さんは父親の会社へ出勤しました。社内はいつも通り忙しそうに従業員が動き回っていますが、しかし、昨日のことがどうしても頭から離れず、思い切って父親に話してみたといいます。

「そうだ、聞いてみようと思って、『昨日テレビに出てた女性、なんか見覚えあるんだよね』って話したんです。そしたら父がニヤッとして、『あー、美幸ちゃんか、高校時代の彼女だったよな。あの子な、今では関西で有名人だよ。SNSで料理レシピを紹介していて、それがバズって、今ではテレビの番組枠を持ってるようだね』って」

 山下さんはその言葉を聞いて、目を見開いたといいます。「え、まさか……」と声にならない驚きが込み上げ、思わず笑ってしまったそうです。

 さらに父親によると、古参の従業員たちも美幸さんの活躍をよく知っており、「近所でもちょっとした話題になっている」とのこと。山下さん自身も、妻に言えるような内容ではないため、ひそかに興味津々でテレビをチェックしていると話してくれました。

◆地元に戻って良かったと思える日々

 山下さんは、元カノが地元でバズっていることに衝撃を受けつつも、どこか誇らしさや懐かしさも感じているようです。「高校時代の思い出がふと蘇ります。彼女と一緒に過ごした時間は短かったけど、あの頃の笑顔や仕草が今も鮮明に思い出せるんです」と山下さん。

 ただ、日常生活に戻ると、元カノの話題はあくまで小さな驚きとして心の片隅にあるだけ。仕事は父親の会社で真剣に取り組み、家庭では妻と子供たちとの時間を大切にしているといいます。

家族
「正直、テレビで見かけても『すごいな』と思うくらいです。昔の面影があるから余計に親近感もありますね。自分の生活は変わらないけど、こうして地元に戻ると、新しい発見があるんだなと感じます」と山下さんは笑顔で語ります。

 10年ぶりの地元での再会は、偶然というよりも、時の流れがもたらす小さな驚きでした。彼は元カノの成功を心から応援しつつ、自分自身の新しい日常にしっかり向き合っているようです。

<TEXT/八木正規>

【八木正規】
愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
配信元: 日刊SPA!

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