ブティックは、ジュネーブ本社が掲げる最新のブティック・コンセプトを採用した店舗の中でも、世界で最大級の広さを誇る。2フロアからなる開放的な空間には、メゾンの歴史を伝える品々が展示されるギャラリーとセールス・スペースを配置。パテック フィリップの世界観を体験できる構成となっている。

外観を彩るのは、日本の“切り紙”に着想を得た装飾。メゾンの象徴であるカラトラバ十字と日本の切り絵を融合したデザインは、今後世界各地のブティックにも採用される予定だという。

エントランスに足を踏み入れると、高さ約8メートルの天井からつるされた壮麗なシャンデリアが来訪者を迎える。1階は、常時50~60本のタイムピースが並ぶウォッチギャラリーを中心に、ウェイティングスペースとして設けられたバーエリアや、ブランドの歴史を紹介するエキスポエリアなどを展開。大理石の床に屏風が飾られるなど、日本の伝統工芸とヨーロッパの美意識が調和するインテリアも印象的だ。

2階はイベントスペースとして設計され、バーラウンジやVIPルーム、ダイニングルームを用意。館内の各所に人間国宝の手による陶器や磁器などの工芸品が飾られ、日本文化へのオマージュがちりばめられている。

クラフツマンシップと文化、建築が交差し、時計を選ぶ時間そのものを上質な体験へと昇華させる「パテック フィリップ ブティック 東京・表参道」。 完全予約制のため、電話または公式ウェブサイトから事前予約のうえ訪れたい。
text: Tomomi Suzuki
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