
むしろ、今ウロつく人々は、あの手この手で法をすり抜ける術を覚えた“生き残り”だからこそタチが悪く、事態が余計に悪化した原因とも言えよう。
◆以前と変化した「女性たちのレベル」
個人的に少し変わったと思う点は、女性たちのレベル。非常に失礼な発言だとわかっているけれど、あえて書かせてもらおう。大久保公園全盛期は「なぜ立ちんぼに?」と思うような、見た目が悪くない女性も街頭にいた。今回、日にちを分けて何度かこの地を訪れたが、明らかにルックスレベルは下がっている印象は否めない。全体的に肉付きの良い人がとにかく目立つ。さすがに体型が大きすぎる人はおらず、細身女性も紛れてはいるが、ぽっちゃり率は割と高い。あとは、髪色がとても派手な人もチラホラ見かけた。いくら夜職と言っても、お店に在籍するのであれば体型や髪色の規制は多少なりともある。仮に入店できても、一般ウケしづらいキャストはお客がつかないし、最初から二軍、三軍扱いだ。
大久保公園の立ちんぼが話題になっていた時から「このエリアは店からあぶれたコの受け皿」と言われていたが、昨今の「新・大久保公園」ではさらにその毛色が強まったのかもしれない。それでも買い手は現れるし、売り手は立つのをやめないので、負のスパイラルは延々と続いてしまう。
◆なぜ立ちんぼはいなくならないのか?
近頃は夜のお店の採用基準が上がり、ナイトワーカーに求められる仕事量が増えた。ある程度の熱意がなければ大きな稼ぎを得られず、ルールを守れなけらば客の信頼を失い、速攻で干されてしまう。気まぐれでの遅刻や当日欠勤も干される原因となると、きちんと出勤できない体質のキャストはもう退店するほかない。下手すると、最近はあっさりとクビを通達されることもある。それらの理由も災いして、フリーシフトで交渉金額を自分で決められる立ちんぼへ流れる人も多いのだ。特に即日・即金で今すぐ明日のお金がほしい場合、店を通すより個人売買の方が効率が良い。
まぁ、私が夜中ウロついた際に「コワいお兄さん」がいたように、彼女たちにも色々な背景があるのだとは思う。しかし、店に在籍するよりも飛んでいくお金が少額である点は確かで、客を選べるなどの自由度は高い。縛られたくないタイプからすれば、条件は悪くないのだろう。

