2025年11月8日、東京・根津に新たなお店が誕生しました。その名は「NYD DONUTS」。このお店を手掛けているのは、なんと《建築設計・グラフィックデザイン・映像制作などを行う“総合芸術制作会社”》でした。では、なぜデザイン会社がドーナツ店をオープンしたのか。そしてなぜ根津に出店したのか──その疑問をひとつずつ解き明かしながら、「NYD DONUTS」の魅力をご紹介します!
昭和レトロな街に登場した、アメリカンポップなドーナツ店

根津駅から徒歩6分の場所にある「NYD DONUTS」。お散歩がてら寄りやすい、静かで落ち着きのあるエリアです。路地を曲った先に見える黄色の看板が目印。

外観の窓に描かれている「Nice people.」「Yummy dontus.」「Delicious times.」の頭文字を取って、店名にある「NYD」と名付けています。
今回お話を伺ったのは、店舗スタッフの大谷さんと橋本さん。
出店場所に「根津」を選んだ理由を伺うと、実はたまたまだったそうです。会社として常におもしろい物件を探している中で、今の場所に出会えたのだとか。「おもしろい場所があって、その街にとって何があれば受け入れられるのかと、逆算して考えています。1つ目は『元映画館』という、廃館して約30年使われていなかった映画館を、何をするか決めずに借り受けました。そこを拠点に事務所を作ったこともあり、出店場所も近くで探していました」と、話します。
既に地元に住んでいる方々のご来店も多く、差し入れにも利用されているそうです。


そんなお店の扉を開けると、左右には「NYD DONUTS」と入ったグッズが並んでいます。バッグや帽子など、日常使いできるラインナップが勢ぞろい!

目の前には、「レモンイエロー」を基にした、ポップで明るいお店のテーマカラーが目を引きます。デザイン会社ならではのこだわりを伺うと、
「社内のメンバーが、アメリカのダイナーやガソリンスタンドのような、ロードサイド店の空間に憧れがあったことから、それを内装のコンセプトにしています。特別個性的なものではなく、“大衆的なデザイン”とはどうあるべきかを考え、デザインされすぎていない、日常に寄り添うようなデザインを考えました。
その中でもルールを1つ決めています。それは“色を使うこと”です。正直色を使わない方が楽ですし、日本人はファッションを含めてビビットをあまり使わない傾向にあります。それが現代の主流になっていますが、あえて難しい色、且つ、親近感をもってもらえるようなデザインにしました」
デザイン会社だからこそ生まれたアイデアやこだわりは、ぜひ店舗でご覧ください!
毎日食べても飽きない! 何個でも食べられちゃう“シンプルさ”を大切に。

「NYD DONUTS」では、2階に厨房があり、出来立てのドーナツが1階へ運ばれてきます。そのドーナツを作る上で、一番大切にしていることについては、
「毎日食べても飽きないドーナツということを意識しています。最近では『生ドーナツ』が流行っていたりしますが、当店はシンプルでオーソドックスなドーナツを目指しています。軽くて何個でも食べられちゃうドーナツに仕上げています」
その中から、厳選いただいたおすすめドーナツを4つ教えていただきました!

■SUGAR(シュガー)
「NYD DONUTS」の定番! お店のコンセプトでもある“飽きの来ない”味を表現した、購入必須の逸品です。
砂糖のやさしい甘みと、ふんわり&もっちりなドーナツは、ぺろりと食べ切ってしまうほど食べやすい味わいです。

■CHOCOLATE(チョコレート)
定番商品の中でも、高い人気を誇っているのが「チョコレート」なんだとか。秋冬には特にたまらないラインナップ。
コーティングされた濃厚なチョコレートと、ふわふわのドーナツ生地の相性は抜群! 大人気商品は見逃せません。

■HONEY LEMON(ハニーレモン)
はちみつの甘みとレモンの爽やかさが、甘酸っぱさを演出。夏のイメージが強いレモン味のドーナツを、いつでも食べられるのは嬉しいですね!
実際食べてみると、お話にあった通り甘すぎず、程よい酸味が口に広がります。

■BLACK PEPPER(ブラックペッパー)
胡椒の程よいピリッと感がクセになる、少し大人なドーナツ。ビールとの相性も良いとのことから、リピーター続出&男性人気も高いそうです。
4つの商品はどれも美味しく、一瞬で食べ切ってしまいましたが、ufu.編集部でも「ブラックペッパー」は最初になくなるほど大人気でした!
「NYD DONUTS」のドーナツはどれも甘さ控えめ。生地もふわふわで、もっちりとした食感がたまらないものばかり! 常時約9~10種類が店頭に並ぶドーナツだけでなく、イベント出店時には限定フレーバーに出会えることもあるのだとか。今後もメニューが増えていく予定とのことなので、いろいろな味わいを食べられるのが楽しみですね♡
ちなみに「NYD DONUTS」では、不定期で夜の部として「Spad‘s BAR」という、バー営業を行っているそうです。「ドーナツ×バー」という異色のコラボですが、おつまみ系ドーナツや、通常用意しているドーナツよりも甘めなものなど、他にはない「背徳感のあるドーナツ飲み」が楽しめます。
自社で製造したジンや、バーテンダー2名が在籍しているため、ドーナツとともに本格カクテルを楽しめるバーとしても利用できのだとか。ぜひチェックしてみてください!