3年ごとの制度改正も…なお残る「課題」
一方で、制度導入時から下記のような課題も指摘されていました。
1.保険料負担の妥当性
2.サービスの質の確保
3.介護人材の確保と処遇改善
4.地域間格差の是正
これらの課題に対応するため、3年ごとの制度改正がおこなわれ、地域包括ケアシステムと呼ばれる高齢者の暮らしを支えるシステムの構築や介護予防の強化など、様々な施策が実施されてきました。
介護保険制度の導入は、日本の社会保障制度の歴史における大きな転換点のひとつ。ケアや介護が嫁を含む家族によってタダで提供されるものではなく、お金のかかるサービスだという位置付けになったことが大きいです。
高齢者の尊厳を守り、自立した生活を支援するという理念のもと、介護の社会化を実現する仕組みとして定着し、現在も発展を続けていますが、もうそろそろ限界なのでは?と感じています。
高島 亜沙美
看護師/保健師
