【子育て応援手当】一律2万円は多い?少ない?ムダにしない使い方

「あぶく銭」にしないための使い道     

財布からお札が出ていく 【画像出典元】「paper cut design/Shutterstock.com」

では、この一度きりの2万円をどう使うのが正解なのでしょうか。 FPとしての提案は「普段の財布とは別の場所で使う」ことです。

生活費の口座に入れたままにしておくと、電気代やカードの引き落としに紛れて、気づいたら無くなっていたということになりかねません。これでは、国からの応援メッセージも薄れてしまいます。

おすすめは「子どものためのプチ投資」か「家族の思い出」に全額振り向けること。

プチ投資:ずっと欲しがっていた図鑑セットを買う、新しい靴を新調する、習い事の体験費に充てる

思い出:家族で少しリッチなランチに行く、日帰りレジャーのチケット代にする

「これは国からのお年玉だからね」と子どもに伝え、一緒に使い道を決めるのも立派な金融教育です。物価高で「ダメ」「我慢して」と言い続けてきた日常の中で、一度でも「いいよ、買おうか」と言える瞬間を作ること。それが、この2万円がもたらす最大の精神的効果ではないでしょうか。

根本的な解決ではないけれど、春の追い風に

もちろん、一回2万円を配っただけで「子育て支援をした」と胸を張られては困ります。私達が求めているのは、一時的なお小遣いではなく、安心して子育てができる持続的な経済環境です。教育費の負担軽減や、実質賃金の底上げなど、根本的な課題は山積みです。

それでも国から「子育てお疲れ様」というメッセージ付きの給付が届くこと自体は、悪い気はしません。

配られたカード(現金)は、最大限有効に使うのが生活者の知恵。生活費の足しにして消えてしまう「あぶく銭」にするか、家族の笑顔に変える「生きたお金」にするか。その采配は、私たち親の手に委ねられているのではないでしょうか。

配信元: mymo

あなたにおすすめ