信頼していたのに裏切られた!女性を襲った精神的な消耗
その後も、義弟からは具体的な返済日や金額の提示はありませんでした。話し合いを求めても曖昧な返答が続くばかり。月々いくら返せるのかを確認しても明確な数字は示されず、女性は「支払いの優先順位が低く扱われているように感じました」と不満を募らせます。

とはいえ、相手は夫の弟。親族間ということで、強く請求しづらい面もあったと言います。結果として約束は何度も先延ばしにされ、義弟との間にあった信頼関係は大きく損なわれていきました。
100万円というまとまった資金が戻らないことで、女性一家は子どもの教育費計画の一部見直しを迫られることに。実生活にまで影響が及ぶ事態に陥ってしまいました。
「親族の集まりで(義弟と)顔を合わせるたびに気まずい空気が流れ、家族関係そのものがぎくしゃくしてしまったことが大きな負担でした」と女性。「裏切られたことによる怒りや悔しい気持ちと、軽率に貸してしまった自分への後悔が入り混じっていました」と悲痛な胸の内を明かします。
家族だから信じたい、それでも……。女性は「お金の問題は別だという現実も突きつけられ、精神的にかなり消耗しました」と当時の心境を振り返りました。
内容証明の送付で事態が前進! 女性が得た大きな教訓とは?
何とかこの金銭トラブルを解決したい。そう感じた女性はまず夫婦で話し合い、書面で返済計画を取り交わすよう、義弟に求めることにしました。

それでも、なかなか進展しない事態を打開しようと、女性は無料の法律相談を利用。「内容証明郵便の送付」についてアドバイスを受けました。
「感情的になるのではなく、記録を残しながら対応すること」を心掛けたという女性。法律相談でのアドバイスを実行したことで、「ようやく分割での返済が始まりました」。
いまだ全額回収には至っていないものの、毎月一定額がしっかりと振り込まれるようになり、状況はかなり前進したそうです。
法的な手続きを示すことで、相手の態度が明らかに変わったという実体験。女性は「たとえ親族であっても、借用書を作成し、返済期日や遅延時の対応を明確にしてから貸す」ことの有効性を身をもって学んだ様子です。
今後、もし同様のトラブルが起きたとしたら、女性は借用書の作成などの対応をしっかりと行うのはもちろんのこと、「場合によっては、そもそも貸さないという選択も検討します」と教えてくれました。
女性は最後にこう締めくくりました。「お金の貸し借りは人間関係を大きく左右するという現実を学びました。信頼と契約は別であり、身内であっても条件を明確にすることが双方を守ることにつながると実感しました」。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年2月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
