5.レストランと酒場の いいとこどり『シン』。

料理人・吉田伸介さんが独立にあたり選んだのは、キッチンと客席がフラットな一枚板のカウンター席、個性豊かな食材や調味料を生かしたイタリア料理というスタイルだった。妻、祐未さんの出身地、和歌山から届く豊かな食材もふんだんに使われる。たとえば那智勝浦から届くソデイカと『紀州 原農園』のレモンを魚醤バターでまとめた一皿は人気で、もはやスペシャリテのひとつ。「レストランほど肩肘張らず、お酒と一緒に楽しんでもらえたら」と吉田さん。国を問わないナチュラルワインに加え、日本酒や京都〈オービア〉のクラフトビールなども揃える。まだ明るい16時からの営業で、軽く飲むのも、しっかり食事をするのも、どちらも叶う懐の深さも魅力。
京都市上京区大宮通丸太町上る1町目847 075‒406‒0899 16時〜22時LO 水休ほか不定休
photo & edit & text : Mako Yamato
合わせて読みたい
FOOD 2026.2.8 旨みが料理を引き立てる琥珀色『小山醸造』の京のはんなり醤油。【調味料ハンター】
TRAVEL 2023.3.5 うるし漫画家・堀 道広さんが教えてくれた、とっておきの京都1泊2日ひとり旅プラン。
TRAVEL 2024.4.18 京都の夕方、通し営業のワイン処でひとやすみ。京都さんぽ部部長の、 ひとやすみアドレス。
TRAVEL 2026.3.5 New 京都さんぽ部部長が教えてくれた、朝ごはん、おやつ、酒場、おみやげ、20のこと。
TRAVEL 2026.3.2 朝からはしごしたくなる、京都さんぽ部部長の朝食ガイド。
TRAVEL 2026.3.3 New おみやげ探しにも役立つ、京都さんぽ部部長のおやつガイド。
TRAVEL 2026.3.5 New 自分用にも、贈り物にも。京都さんぽ部部長のおみやげガイド。
「京都さんぽ部」部長、ライター、コーディネーター。 大和 まこ

「京都さんぽ部」部長。ライター、コーディネーター。京都ライター歴も26年に。創刊時から続く連載「&Kyoto」は2024年に丸10年、120回目を迎えて継続中。京都の景色や、食べたもの、買ったものをInstagram(@makoyamato)で発信している。

Kyoto Local Guide / 京都、ローカルガイド。&Premium No. 148
〝ふだんの京都〞を見つける旅に、出かけてみませんか。今号で案内するのは、京都に暮らすセンスのいい人々が、ふだん行く店、好きな場所。気持ちのいい寺社や庭、小さな雑貨店や焼き菓子店、通い詰めている食堂や喫茶店など……、211のスポットをたっぷりと紹介するガイドです。国内外から旅行者が押し寄せる街の賑わいを少し離れ、心穏やかに過ごす。この街で Better Life を紡いでいるローカルの暮らしと視点をおすそ分けしてもらうような気分で、街歩きをのんびり楽しんでみてください。
andpremium.jp/book/premium-no-148

