◆150億円投資の価値はあるのか…
地上波では、中継制作を受託した日本テレビ以外はニュースや情報番組などでもそれほど大きく取り上げない可能性が高い。WBCが理由で契約済みもしくは契約予定が4.9%という調査結果には、ネットフリックスも心中複雑だろう。ネットフリックスとしては、大枚をはたいて獲得した権利である。1人でも多くの視聴者獲得を狙いたいところだが、盛り上がり次第で検討すると答えたファンを合わせても、たった10%台。この後、予想以上の契約数に至る可能性もゼロではないが、果たして150億円の価値があるかどうかは終わってみないとわからない。
◆一昨年には配信トラブルも
ただネットフリックスの制作側は、ホッと胸をなでおろしているかもしれない。というのも、視聴者数があまりにも莫大となれば、ネット回線のパンクが危惧されるからだ。ネットフリックスといえば、2024年11月にプロボクシング元統一世界ヘビー級王者のマイク・タイソンと人気YouTuber兼ボクサーのジェイク・ポールとの試合を生中継。アメリカ国内外から大きな注目を浴びたが、その試合中にストリーミングの問題が発生し、多くの視聴者から不満の声が上がった。
また、国内でもDAZNがJリーグと10年に及ぶ長期独占契約を結んだが、初年度の2017年にこともあろうか開幕戦で障害が発生。映像が途中で止まったり、巻き戻ったり、エラーが表示されたりするなどの症状が全国規模で起こった。

