稼ぎをすべて吸い取られる…〈年収860万円〉36歳男性が結婚を諦めた日。婚活パーティーで向けられた「期待の眼差し」に恐怖したワケ

稼ぎをすべて吸い取られる…〈年収860万円〉36歳男性が結婚を諦めた日。婚活パーティーで向けられた「期待の眼差し」に恐怖したワケ

マイホーム購入の世帯年収ハードルは「平均863万円」

タローさんのように、十分な収入があっても「大黒柱としての重圧」を避けるために結婚を諦める高年収男性は一定数存在します。

SMBCコンシューマーファイナンスの「婚活・結婚に関する意識・実態調査」には、未婚者が思い描くライフイベントと世帯年収のイメージが示されています。同調査で「マイホームを購入できると思う世帯年収額」の平均は863万円でした。女性の回答に限るとその平均はさらに高く、948万円となっています。

タローさんの年収860万円は、この高いハードルをほぼ1人でクリアできる金額です。しかし、裏を返せば、女性が思い描く「マイホーム購入」や「子どもを1人育てる(平均732万円)」といった高額なライフイベントの費用を、タローさんがたった1人で負担しなければならないという現実を意味しています。

共働きが主流になりつつある現代でも、高年収の男性に対しては「男性が養って当然」という古い価値観がいまだに根強く残っています。その過度な期待と責任の重さに気づき、自ら独身を貫く道を選ぶ高年収男性の姿は、現代の婚活市場のもう一つのリアルといえます。

[参考資料]

 SMBCコンシューマーファイナンス「婚活・結婚に関する意識・実態調査」

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