客観的になろうと努力すれば、恨みつらみもやがてなくなる
私をだました元夫の気持ちも、今はわかります。私はむやみに気の強い、手に負えないわがまま者ですからね。元夫の方も我慢することがいろいろあったと思う。
すると、だまされても仕方がないか、という気になってね。あんな目に遭った後も、落ちぶれた彼が金を借りに来ると、言うままの金額を出す気になった。「客観的になる」というのはこういうことです。客観的になろうと努力すれば、恨みもつらみもやがてなくなっていきます。――ハルメク2019年3月号より
なぜこんな目に遭うんだなんて考えている暇がない

私はわりあい豊かに贅沢に育ってるんですよ。だから、貧乏というものが怖くてたまらなかった。ところが、実際に貧乏になってみると、別にどうってことはないんですよ。
とにかく働けばお金が入るわけだから、目の前の借金を片づけるために、しゃかりきになって働くだけ。なぜこんな目に遭うんだなんて考えている暇がないんです。だから、やれ金がない、やれ老後が心配だと言って、損得ばかり考えている人は、暇なんですね。――ハルメク2019年12月号より

