「そんなの、ただのATMじゃないですか」〈年収780万円〉34歳男性が漏らした本音。既婚同僚の“500円ランチ”を見て「結婚」と静かに決別

「そんなの、ただのATMじゃないですか」〈年収780万円〉34歳男性が漏らした本音。既婚同僚の“500円ランチ”を見て「結婚」と静かに決別

子育てやマイホームの壁を越えられても、あえて結婚しない選択

稼田さんのように、結婚生活に必要なハードルを越えられるだけの年収を持ちながら、自分の自由やお金を守るためにあえて独身を貫く男性は増えています。

SMBCコンシューマーファイナンスの「婚活・結婚に関する意識・実態調査」によると、未婚者が「子どもを1人育てられると思う世帯年収額」の平均は732万円、「マイホームを購入できると思う世帯年収額」の平均は863万円でした。

稼田さんの年収780万円は、これらの高い世帯年収ハードルに1人で手が届く金額です。しかし、家計を維持するためには稼いだお金のほとんどを「家族のための固定費」として差し出す必要があります。お小遣い制という日本の多くの家庭で見られるシステムは、自分の稼ぎを自分でコントロールしたいと考える高年収の独身男性にとって、拒否反応を示す原因となっています。

経済的な理由で結婚を「できない」人がいる一方で、稼田さんのように金銭的な余裕があるからこそ、その恩恵を手放したくなくて結婚を「しない」という選択。これもまた、多様化する現代のライフスタイルの1つの到達点といえるでしょう。

[参考資料]

 SMBCコンシューマーファイナンス「婚活・結婚に関する意識・実態調査」

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