参加を迷っている人へお二人から
——今後も同様のプログラムが実施される際、参加を迷っている方へお二人ならどんな声をかけますか。

Hさん:迷っているなら、まずは「行って、食べてみて」と言いたいです。若い世代だと特に農業体験と聞くと少し身構えてしまうかもしれませんが、入り口は「美味しいものを食べに行く観光」でいいと思うんです。ご飯を食べに行くついでに体験してみよう、くらいの気持ちで。でも、そこで実際に地域の人と関わってみれば、その良さが分かって、気づけば沼っていくと思うんで…。何も考えずに、まずは飛び込んでみてほしいです。
——沼る!?(笑) まずは気軽に、ということですね。
Yさん:私も、絶対に行ったほうがいいよって言います。普通の旅行や観光よりも、普段できない貴重な経験ができるし、深い人との関わりも持てる。絶対に一生の思い出に残る良い旅になると思います。

——お二人の言葉には、経験者としての強い説得力がありますね。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。
編集後記

「47都道府県を制覇したい」「なるべく費用を抑えて旅行したい」。お二人が最初に鉾田市を訪れたきっかけは、そんな日常の延長線上にある発想からでした。地域と関わる入り口は案外、誰もが持っているありふれたものなのかもしれません。しかし、そこから一歩踏み込んで、現地の人と同じ食卓を囲んだからこそ、二人はただの観光地とは違う深く特別な関係を感じています。インタビュー中、お二人が鉾田市について語る様子は、「移住」や「地方創生」といった大きな主語ではなく、もっと身近な、仲の良い親戚の家に遊びに行くような感覚があるのだろうな、と思っていました。遠く離れた茨城県という場所に、自分の体調を気にかけてくれる人がいる。そんな何気ないやり取りの積み重ねが、お二人の言う「沼る」という感覚を作っているのだと思います。関係は、つくるものではなく、育つものなんだと改めて感じた時間でした。「おかえり」が聞きたくて。 その一言のために、また飛行機に乗る。 そんな地域があること自体が、何よりの価値なのだと感じます。お二人の3回目の鉾田市訪問の際には、またどんな新しい景色や繋がりが育っているのでしょうか。追いかけつつ、私たちも次なる企画のヒントにしていきたいと思います。 粒度は違えど「地域との関わりを持ちたい」と思っている多くの方々に、こういった入りやすい入り口をどのように提示していくのか。感じるハードルは人それぞれ違うからこそ、私たちも考え続けねばならないと感じました!ここまで読んでいただきありがとうございました。
文責:ネイティブ.メディア編集部 室井
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