◆“サプライズ”の行き先は、まさかの…
――初回のデート場所から、それぞれの個性が見えてしまうと。吉田:そうですね。初回のデートで、フルコースのディナーをご馳走してくださったケースもありました。
一方で、逆の意味で驚いたこともあります。いつも「何が食べたいですか」と聞いてくれて、私が場所を決めていた方がいたんです。その方との3回目のデートで、「今回の場所はお任せしたいです」と伝えたら、「いやあ、プレッシャーだな。じゃあサプライズな場所で」と言われて。連れて行かれたのが、フードコートでした。とんだサプライズだなと……。
――その他、印象的なエピソードはありますか。
吉田:66歳の男性とメッセージのやり取りをしていたのですが、とにかくご自分の考えを押し付けてくる方がいました。
たとえば、私が「今日は会社の同僚と食事会に行くので、連絡が遅くなります」と送ると、「出かけるんですか。寒いですよ。出かけて帰ってきたら疲れちゃいますよ。具合が悪くなりますよ」と返信がくる。さらに「会食って疲れちゃいますよね」といった具合で。
いつもご自身の考えが正しいという前提で、「あなたもこうですよね」と圧をかけてくるような文章なんです。結局、その方とは会う前に吐き気がしてきて。ああ、これはもう体が拒否しているんだな、と思ってやめました。
◆“いい人”だったのに…生理的NGのワケ
――「この人こそ!」と思えるような出会いはありましたか。吉田:50代の男性で、とても気が合って、話しやすくて、「いい人だな」と思える方がいました。ただ、その方の口臭がすごくて……。
1回目にお会いしたときは向かい合って話していたので、そこまで気にならなかったんです。待ち合わせで声をかけられた瞬間に、少し違和感があったくらいでした。
でも、2回目にお会いしたとき、隣同士でプラネタリウムを見たんです。すると、だんだん異臭が漂ってきて。上映が終わる頃には頭痛がしてきて、「このニオイには耐えられないな」と思ってしまいました。口臭さえなければ、もう今ごろ婚活を卒業できていたかもしれないのに……。とても残念でした。
――婚活を続ける中で、学んだことや工夫していることはありますか。
吉田:結婚相談所での学びは大きかったですね。セミナーで、「男性は視覚的な情報で相手を選ぶ傾向があるけど、女性は相手の声に心地よさを感じやすい」と教わったんです。確かにそうだな、と。なので、アプリでマッチングしてある程度やり取りをした後、実際に会う前に通話して相手の声を確認するようにしています。
それから、プロフィールに音声をつけられる機能もありますよね。気になる方が音声を公開している場合は、お声を聞いてみます。私にとっては大切な判断材料のひとつになっています。

