私の人生、なんだったのか…バブルを駆け抜け、資産1億円の“本物の富裕層”になった68歳・往年の生保レディー。年金事務所で脱力した老後に受け取る「唖然の年金額」【FPが解説】

私の人生、なんだったのか…バブルを駆け抜け、資産1億円の“本物の富裕層”になった68歳・往年の生保レディー。年金事務所で脱力した老後に受け取る「唖然の年金額」【FPが解説】

年金+自助努力で老後の安心を築く

Aさんのケースが示すように、年金額は必ずしも「生涯にわたって稼いだ総額」に比例するわけではありません。むしろ、「どの制度に、どれだけの期間加入し保険料を納めていたか」によって決まります。独立開業や業務委託への転換は、キャリアの選択肢として魅力的である一方、年金という観点では大きな分岐点になるのです。

Aさんは幸い、個人年金保険や養老保険などを若いころから続けており、金融資産1億円という形で老後の安心を確保していました。しかし、もし私的な準備がなければ、老後資金には深刻な不足が生じていた可能性も。早い段階で自分の年金見込み額を把握し、必要に応じて働き方や資産形成の計画を見直すことは重要です。

年金は老後生活の土台ですが、それだけに頼る時代ではなくなりつつあります。公的年金に加えて、iDeCoや企業型確定拠出年金、NISAなど、自助努力による資産形成の選択肢も広がっています。まずは自分のキャリアやライフプランを振り返り、必要な備えを確認することから始めてみませんか。

内田 英子

FPオフィスツクル代表

ファイナンシャルプランナー

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