グラビアアイドル(以下グラドル)やセクシー女優はフォロワーが多いと映像作品の売り上げが上がり、イベントチケットが捌ける、撮影会の枠が埋まる、知名度アップなど、とにかくウハウハだ。もし配信で収益を得ているならフォロワーがものを言うところがあり、熱量の高いファンがいるほど収入が伸びる。

◆Xのフォロワー数が重視されやすいワケ
誰でも使いこなせて見やすく「若者向けっぽい派手さ」が薄いため、中高年はXを好む。“古のオタク”と呼ばれる人たちの生息地もこちらであり、グラドルやセクシー女優のファンとは非常に相性がいいのだ。InstagramもTikTokもフォロワーが多ければ多いほどプラスになるものの、年齢層が高い男性向けの商売はXを運用するに越したことはない。リポスト機能も作品やイベントの告知として便利で、タップ一つで全てが完結する。もちろんストーリーなどでも宣伝は可能だが、インスタはわざわざ該当者のアカウントを覗きに行く手間がある。Xのように文字がなんとなく流れてくる方が見つけやすいのは事実で、興味がない人へのアプローチが割とイージーだ。実際にフォローのハードルも「Xの方が低い」なんて意見も多く、幅広い方面への顔売りには最適なツールなのだろう。
ただ、あくまで重視されやすいだけで、他のSNSを疎かにしていいわけではない。無料写真集代わりに売り込むならインスタのアカウントを動かすべきだし、TikTokも若い層を取り込むのに有効だ。Xよりも濃く支持率を上げるなら全てをまんべんなく運用し、「私はこんな人ですよ」という自己紹介は必要不可欠である。
数字はキャスティングをするうえでのバロメーターで、たとえアカウントの“育成中”でも努力をしていれば評価される。フォロワーをつけやすいXは数字が伸びやすいのも関係して、積極的な運用が見られると事務所もメーカーもプッシュがしやすいのだ。
◆X最大の弱点「垢バン」
どのSNSも「垢バン(アカウントがBANされること)」に厳しくなりつつあるが、XはBANの基準が謎。ちょっと素肌を晒しただけで「サーチBAN」などを食らう人がいる一方で、めちゃくちゃ脱いでるのに見逃されているなど、不平等さが拭えない。嫌がらせ目的の通報や凍結も多く、セクシー女優を名乗るだけで目をつけられることもあるので、フォロワーを多く獲得するほどリスクが跳ね上がる。せっかく頑張って運用しても凍結されたら解除まで別アカウントで活動しなければならず、悔しい状況を強いられるケースも少なくはない。
知名度の高い演者がサブアカウントをやたらと所持する理由は、高確率で垢BAN対策だったりする。

