
近年人気のオージープランツですが、「大きくなりすぎる」とお悩みの方におすすめなのが、日本の庭や寄せ植えにもぴったりの小型サイズの「コレア」と「エパクリス」です。関東地方以西の気候に似た地域が原産のため育てやすく、花の少ない冬に愛らしいベル形の花を咲かせます。次に流行間違いなしの有望株の魅力をオージープランツ栽培歴30年の筆者がご紹介します。
オージープランツのニューフェイスとは

私は、オージープランツを育て始めて30年ほどになります。30年前は超珍しかったオージープランツが、近年、国内でも苗が多数流通するようになり、専門店でなくても購入できるようになって、隔世の感があります。最近では、メラレウカなど、普通に住宅街の庭木としても見られるようになりました。

しかし、まだまだ素敵なオージープランツはたくさんあります。今回はその中から有望な品種ピックアップ。有望という根拠は、オージープランツの代表格であるユーカリ、アカシアなどは成長が早く、大きく育ちすぎる短所がありますが、今回紹介する植物は、小型で日本の庭にも向いている点、そして原産地がオーストラリア南東部で、気候が比較的、日本の関東地方以西に似ているため、育てやすい点です。小型の樹木なので寄せ植えに加えても可愛いですね。
花の少ない季節に咲く「コレア」
オーストラリア由来の植物で近年、園芸店でも見かけるようになったものに、「コレア」があります。コアラと似ている名前なので覚えやすいですね。花はフクシアに似ているので、Australian Fuchsiaとも呼ばれています。とても可愛らしいベルのような花で、花の少ない秋から冬に開花する有難い花です。

30年以上前に、メルボルン在住の頃、300坪くらいの敷地の広い庭付きの住宅(現地では平均的です)に住んでいましたが、家主さんがガーデニング好きで、じつにさまざまな植物が育てられていて、週に1回、ガーデナーさんとして庭の手入れに来てくださいました。その時にフクシアもコレアも庭の隅にあり、コレアが別名ではAustralian Fuchsiaだというのだと教えてもらいました。
私が帰国後、ガーデニングにのめり込んだ原点は、メルボルンの家の庭であり、家主さんとの出会いでもあり。当時の庭に育っていた植物が、とても懐かしく感じられます。
