約370年の歴史を持つ深川萩の窯元と作家が一堂に。
山口県・長門湯本温泉で、萩焼深川(ふかわ)窯の全5つの窯元によるうつわのイベント「うつわの秋 vol.6 花巡り」が10月3日(金)から11月3日(月)まで開催。8人の作家たちによる器の特別展示をはじめ、深川萩の魅力を伝えるイベントを温泉街の各所で楽しめる。
メイン会場となる『恩湯』では、8人の作陶家の作品を特別展示。本誌のNo.140「心を整える、日本の旅」特集でも紹介した坂倉新兵衛窯の16代坂倉新兵衛をはじめ、坂倉善右衛門窯、坂田泥華窯、新庄助右衛門窯、田原陶兵衛窯が参加。


今年のテーマは「花巡り」。フラワーアーティスト・田中孝幸さんとのコラボレーションによる、深川萩の作家による花器と土地の草花を組み合わせた特別展示も「三ノ瀬公会堂」にて行われる。
さわやかな秋風が心地良い温泉街をそぞろ歩きながら、彩り豊かな深川萩の魅力を体感したい。
日常使いの器から作家性の高い作品まで、多彩な萩焼に触れる。





