テレビもソファもないが「20万円のオフィスチェア」は即決…〈年収600万円〉36歳サラリーマンが〈資産5,000万円〉準富裕層に仲間入りできたワケ

テレビもソファもないが「20万円のオフィスチェア」は即決…〈年収600万円〉36歳サラリーマンが〈資産5,000万円〉準富裕層に仲間入りできたワケ

副業で躍進する「準富裕層」の実態

株式会社野村総合研究所が2025年に発表した推計(2023年時点のデータ)によれば、純金融資産5,000万円以上1億円未満の「準富裕層」は403.9万世帯に達していることがわかります。稼木さんのように本業と副業の掛け合わせによって収入を押し上げ、若くして準富裕層の仲間入りを果たすケースも少なくないと考えられます。

また、金融経済教育推進機構(J-FLEC)の「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)のポイント」における20歳以上80歳未満を対象とした単身世帯のデータを参照すると、金融資産の平均保有額は919万円となっています。その内訳を見ると、預貯金が373万円、保険が158万円、その他金融商品が38万円であるのに対し、有価証券が349万円と、有価証券が預貯金に迫る水準にまで達していることが読み取れます。

終身雇用が当たり前ではなくなった現代において、会社からの給与をただ預貯金として貯め込むだけでなく、稼木さんのように積極的に有価証券を活用して資産を増やしつつ、副業や個人のスキルアップを通じて自衛しようとする意識が高まっているのかもしれません。

やみくもに節約して金融資産を増やすだけでなく、自らの稼ぐ力を高めるための自己投資には資金を惜しまないというメリハリのあるお金の使い方が、これからの若い世代における資産形成のひとつの正解であると推測できます。

[参考資料]

株式会社野村総合研究所「日本の富裕層・超富裕層の世帯数と純金融資産総額の推計(2025年)」

金融経済教育推進機構(J-FLEC)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」

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