「死んでも夫の介護なんてしたくない」娘の成人を待つ48歳女性の“離婚計画”。「メシ」「風呂」しか言わず、家事も育児もしない

「死んでも夫の介護なんてしたくない」娘の成人を待つ48歳女性の“離婚計画”。「メシ」「風呂」しか言わず、家事も育児もしない

◆積もり積もった旦那に対する不満が原因に

夫は見てはいけない 妻たちの[熟年離婚]計画
こうした熟年離婚の7~8割が「妻から」だという。その原因の多くは、積もり積もった旦那に対する不満だ。夫婦問題診断士でFPの寺門美和子氏が解説する。

「熟年離婚の理由として最も多いのは性格の不一致なんです。モラハラや相手の不貞行為などが重なることもありますが、感覚のズレからくる小さな不満が長年にわたって積み重なり、離婚に結びつく。だから、自分に問題があるとしっかり認識できる男性が少ないという特徴があります。先日、相談に来られた70代の男性は、急に離婚届を突きつけられて絶望したうえに、財産分与で自宅を手放し、地域のコミュニティを離れて一人さみしく老後を過ごすことになりそうと号泣していました」

◆モラハラ夫には共通点がある

離婚問題に詳しい堀井亜生弁護士は「モラハラ夫には共通点がある」と話す。

「大手企業に勤め、稼ぎも資産もある男性ほど、『自分が一番賢くお金を使える』『妻に渡すとムダに使われる』と考えるのか、わずかな生活費しか渡さない経済的DVで奥さんを締めつけることがあります。そうした男性は交友関係が狭いという共通点があるため、その反動で家庭内では威張り散らすことも少なくありません。妻にはその不満が溜まり続けるため、子育てから解放されるタイミングで爆発して、熟年離婚を決める」

岡野氏は「熟年離婚は“衝動”ではない」と強調する。

「子供の独立を待つ、離婚後に備えて貯蓄するなど、計画的に進める女性が増えています。女性の相談者の中で多いのは3年ほど前から準備をする人。長いと5年以上、離婚計画に費やす女性もいる」

気づいていないだけで、あなたの奥さんも熟年離婚計画を練っている……? 既婚男性は自らの振る舞いを一度振り返ったほうがよさそうだ。

【離婚カウンセラー 岡野あつこ氏】
1990年に離婚し、日本初の離婚カウンセラーに。以降、4万件もの相談に対応。『なぜ「妻の一言」はカチンとくるのか?』など著書多数

夫は見てはいけない 妻たちの[熟年離婚]計画
離婚カウンセラーの岡野あつこ氏
【夫婦問題診断士・FP 寺門美和子氏】
3年の調停・裁判を経て48歳で離婚した経験を生かし上級プロ夫婦問題カウンセラー兼FPに。著書に『熟年離婚 女性がお金で損をしない本』

夫は見てはいけない 妻たちの[熟年離婚]計画
夫婦問題診断士・FPの寺門美和子氏
【弁護士 堀井亜生氏】
離婚・家族問題、医療問題に精通。YouTube「弁護士堀井亜生チャンネル」で離婚問題について発信中。著書に『モラハラ夫と食洗機』

夫は見てはいけない 妻たちの[熟年離婚]計画
弁護士の堀井亜生氏
※2026年3月10日号より

取材・文/週刊SPA!編集部 

―[夫は見てはいけない 妻たちの[熟年離婚]計画]―

配信元: 日刊SPA!

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