
文具のとびら編集部
30分間、文房具の話題だけをお送りするラジオ番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」のパーソナリティ「なおちゃん」こと、ふじいなおみです。
番組では毎週たくさんの文房具が登場します。その中から、他故さんとなおちゃん2人で選んだ商品をピックアップ。より掘り下げてご紹介していきます。
今回は、2026年2月22日OAの「文房具のすごいゲストコーナー」より、「もくねんさん」をご紹介します。
環境にやさしい、おがくずの再利用
2月の「文房具のすごいゲストコーナー」では北星鉛筆の杉谷社長をお招きいたしました。北星鉛筆は鉛筆の製造だけでなく、鉛筆の芯がシャープペンシルのように出てくる「大人の鉛筆」は、そのジャンルの通称としても定着してきていると耳にするほど。
3月には「鉛筆屋のシャープペンシル0.5」を発売するなど、鉛筆を主軸にしながらもアイディアたくさんの製品を次々に生み出し、実体化するすごい会社となおちゃんは感じています。
もくねんさん手づくりえんぴつセット
今回取り上げる「もくねんさん」は北星鉛筆で1・2を争う有名なアイディア商品ではないでしょうか?
鉛筆製造でかなりの量が廃棄物となる木のおがくずを使ったエコロジーな粘土です。インタビュー内の話題を引用すると、おがくずが原料で、木でできた粘土だから「もくねん」。それだけだと味気ないので親しみを込めて「さん」をつけて「もくねんさん」という名前になったとのことです。
もくねんさんの特徴
おがくずの粘土である「もくねんさん」のセールスポイントを商品の箱から抜粋すると
1.エコロジーねんどです
鉛筆工場からでるおがくずをリサイクルした地球にやさしいねんどです。乾燥すると木になり、燃えるゴミで処分できます。また、生分解性ですから土に埋めても自然の微生物の分解する力を借りて、土に還ります。
2.身体にも安全です
原料は木のおがくずや身体に害のないのり(PVA)を使用しています。
3.べとつかず、使い方は簡単
手にべとつきが少なく、テープルなどを汚しません。乾燥後は削ったり、木工用接着剤などでくっつけることもできます。色付けも簡単です。
しっとりしています。手にはくっつきません。ベトつかないので、作業はしやすいです
4.乾燥後は軽くて丈夫
完全に乾燥すると弾力性があり、割れにくく丈夫になります。他の粘土に比べて軽く、水に浮かびます。木肌の風合い、暖かみが楽しめます。
となっています。
最近粘土売り場でよく売られている「乾くと軽くなる紙粘土」と比べると「しっとり」としています。また練ってみると触った感じは「もそもそ」して、最近の軽量紙粘土のように練っても伸びることはありません。なおちゃんは40代後半ですが、子どもの頃に使っていた、軽量化されていない時代の紙粘土を思い出しました。
なんというか、試行錯誤しながら作品を作る楽しさを思い出したり、触っていて癒されたり、鉛筆を削った時のあの香りが広がってきて、やさしい気持ちになります。
