「娘が成人したら離婚します」港区のタワマンに暮らす46歳専業主婦が“離婚計画”を企てるワケ

「娘が成人したら離婚します」港区のタワマンに暮らす46歳専業主婦が“離婚計画”を企てるワケ

妊娠をきっかけに夫のモラハラが表面化し、離婚を決意したが、すぐに別れるわけではない。娘の成人まで10年、資格取得や資産形成を進めながら“離婚計画”を着々と進める妻もいる。

モラハラ、義母の介護、経済的不安……。夫には気づかれないまま進む「離婚準備」の実態を、当事者の証言から追った。

◆妊娠後に旦那のモラハラ体質が表面化

夫は見てはいけない 妻たちの[熟年離婚]計画
佐藤和美さん(仮名・46歳)。飲食店、エステサロンで働いた後、銀座のホステスに転身し、8年前に今の旦那と授かり婚。現在は10年後の離婚を計画中。昨年カラーコーディネーターの資格を取った和美さんは、10年後の離婚に向けてさらなる資格の取得と資産運用を進めている
熟年離婚を誓った妻たちは、どれだけ周到に準備を進めているのか……?

「娘の成人まであと10年。資格取得の勉強をしながら離婚計画を練っています」

そう話すのは、港区のタワマンに家族3人で暮らす専業主婦の佐藤和美さん(仮名・46歳)だ。旦那は10歳上で某老舗企業の役員を務める。和美さんが働くクラブで2人は出会い、’18年に授かり婚を果たしたという。だが、その直後から旦那のモラハラ体質が表面化することに……。

「彼は妊婦でお酒が飲めない私を会食や接待の場に連れ出し、運転手として使ったんです。酔うと暴言がひどくて、車庫入れに手間取ると『使えねえな』と言われ、道を間違うと舌打ちされたり……」

出産後、モラハラはさらに悪化したが、和美さんは夫婦関係の改善に努めたという。

「険悪になるたびに、私からベッドの中で体を寄せてみたりしたのですが、『暑い』『重い』と拒否され続けた。結局、結婚してから夜の営みは一度もありません。なのに、2年前には旦那がそういうサイトに何十万円も課金していることが発覚したんです。ショックと同時に、怒りがこみ上げましたね。それで、私は離婚も視野に入れながら“夫婦関係改善プラン”を文書にまとめて夫にプレゼンしたんです。モラハラ矯正のためのカウンセリングを受けてほしい、週1回は性行為をする関係に戻りたいと伝えたけど……夫の態度から私のことを女性としては見ていないことがはっきりわかりました」

◆3年以内に1000万円の貯金をつくる

夫は見てはいけない 妻たちの[熟年離婚]計画
和美さんが夫に提示した夫婦関係改善プラン。夫は半ば②を容認したとか
それ以降、寝室は別にし、夫婦の会話はほぼ業務連絡のみに。和美さんは離婚を見据えて本格的に動きだした。

「今は、夫とは別に、公私共に仲良くしているパートナー(59歳)がいます。彼はバツ2の独身で、不動産関係なので、その仕事を手伝って収入を得たいという気持ちから、最近、私はカラーコーディネーターの資格を取得しました。今はインテリアデザイナーの資格を取るための勉強をしていて、その後は宅地建物取引士の資格も取るつもりです」

安定した収入を得て、3年以内に1000万円の貯金をつくることが当面の目標だ。

「感づかれないように娘名義の証券口座をつくって、毎月の生活費の一部を積み立て投資に充てるようにしましたが、夫は定期的に生活費を振り込んでくれる口座の残高をチェックしては、『これだけしか貯まってないのか?』『家計簿をつけろ』と言ってくるので、これ以上生活費からお金を抜くのは難しい……。自分一人で稼げるように準備を進めつつ、夫宛てに届く金融機関からの郵便物で離婚時にどれぐらいの財産分与が受けられるか調べていく計画です」

モラハラ夫がその計画に気づかないことを祈りたい。


配信元: 日刊SPA!

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