◆義母の介護要員にされ離婚を決意
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そう語るのは、結婚生活18年の長谷川千佳さん(仮名・52歳)だ。6歳年下の自衛官の旦那の本性は、結婚3年目に長男が生まれてから露わに。
「まったく育児を手伝ってくれないので、『なんで?』と聞いたら、『僕は一度やり始めるとやめられなくなる。結果的にずっとその“任務”に就かされるのが嫌だ。そもそも家事・育児は女の仕事だろ?』と言われたんです」
その7年後には次男を授かったが、やはり夫が育児に参加することはなかった。
「旦那には精神疾患を抱えた母親がいて、『次男の育児を手伝ってくれるから』とウチで預かったのですが、そのときは地獄でした。義母は被害妄想に取りつかれて、毎朝4時にリビングで壁を叩きながらお経を唱えるんです。『邪教信徒の嫁から赤子を守る』と言って、私から次男を引き離そうともした。旦那は私を都合のいい介護要員にしたんだと気づいて、離婚することを決意しました」
◆妻が考えるモラハラ夫死別計画
そんな千佳さんは10年後の離婚を計画しているという。「自衛官は役職によって定年退職の年齢が変わるのですが、おそらく旦那の定年は55~60歳の間。少なく見積もっても退職金は3000万円を超えます。また、公務員だから年金が手厚い。私はパート勤務で収入が少ないので、なるべく多くの財産分与と年金分割を受けられるようにしたいんです。それで、弁護士に相談したところ、可能な限り我慢して婚姻関係を維持して、離婚時に得られるお金を最大化したほうがいいだろうと」
旦那が自衛官であるがゆえに「待てる」のだという。
「旦那は基地を転々として、家を留守にすることが多いのです。熟年離婚される女性は離婚に向けてまず別居して、婚姻費用(結婚生活を続けるのに必要な生活費、教育費、医療費など)を夫からもらいながら蓄えを増やすというケースが多いようですが、高齢女性ともなると住居をなかなか借りられません。その点、私の場合は旦那の転勤が多いので別居を選択しなくても、生活費をもらいながら旦那と距離を取りやすい。実は中国の高名な占い師に見てもらったところ、旦那は60代で死ぬ確率が高いとも言われたので死別できる期待もある。そうしたら財産分与することなく家を相続できるので……10年ぐらい待ちます」
熟年離婚か死別かの2択を突きつけられている旦那はほかにもいるかもしれない……。
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取材・文/週刊SPA!編集部
―[夫は見てはいけない 妻たちの[熟年離婚]計画]―

