通信制高校で「できること」
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通信制高校に入学すると、どのような学び方ができ、どのような学校生活を送ることができるのでしょう。ここでは通信制高校で「できること」について解説します。
自宅での学習ができる
通信制高校では通学せず自宅での通信学習が可能です。従来は冊子やDVDなどが主流でしたが、最近はインターネット+タブレット端末を活用し映像授業を受ける方法が普及しています。好きな時間に学習することができ、一時停止や繰り返し再生も可能であるため、自分のペースで学びやすいことが大きな利点です。
キャンパスに出向き先生や同級生と交流できる
通信制高校というとずっと一人で学習する孤独なイメージもありますが、実際は人と交流する手段も多々用意されています。多くの通信制高校では全国各地にキャンパスを設置しており、基本的には自由にキャンパスに出向くことが可能です。キャンパスに出向き先生から対面サポートを受けたり、同級生と交流したりすることもでき、学園祭や体育祭などのイベントを豊富に用意している通信制高校も少なくありません。
また昨今はネット上で同級生同士が気楽にコミュニケーションできる環境が整備されてきているため、通信制高校の学生であっても友達との関係を作りやすいのです。
学業以外のことにも専念できる
通信制高校は通学が不要でかつ単位制でもあるため、自分の時間が作りやすく学業以外のことにも専念しやすいことが大きな利点です。例えば「働きながら高校に通う」、「芸能活動やクリエイター活動をしながら高校に通う」、「好きな場所に住んで学習する」といったライフスタイルも実現しやすくなるため、他にやりたいことがある人にとっては恩恵を得やすいでしょう。
「高校卒業資格」を得られる
通信制高校は全日制高校と同様に卒業すると学校教育法が定める「高校卒業資格(高卒)」を得られます。そのため働きながら高卒資格を得たい人などが通信制高校を利用するケースも少なくありません。
気になる費用(学費)相場は?
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通信制高校の学費は、全日制高校に比べ安くなるのが一般的です。目安として年間の学費は約10万円~20万円と言われています。例としてN高等学校が公表する学費モデルでは、年間の学費は7万円前後、3年間の実質負担額は21万1000円(普通科、就学支援金の支給あり、※参考PDF)と計算されています。
ただし「サポート校」の学費を含めると高額に
通信制高校は自分のペースで学習するが故に、学力が上手く伸びなかったり、卒業自体を諦めてしまったりするケースも珍しくありません。そうした通信制高校生を対象に、学業とメンタルの両面からサポートする予備校のような学校があり「サポート校」と呼ばれています。通信制高校の入学と同時にサポート校に入学する学生も多いです。
このサポート校の学費は私立の全日制高校と同程度と言われており、年間学費は約50万円~60万円が目安となります。またサポート校の学費とは別に通信制高校の学費が発生しますので(年間約10万円~20万円程度)、両校の学費を合算した額が総支払費用となります。