不登校・学び直し・多様な才能に対応。通信制高校で広がる選択肢

卒業後の進路はどうなる?

女子高生の後ろ姿 【画像出典元】「miya227- stock.adobe.com」

「通信制高校を卒業するとその後はどうなるの?」「大学には進学できるの?」という点は気になるところですが、昨今は通信制高校を卒業後に大学に進学する人が増えている状況です。学校基本調査(令和7年度)によれば、卒業者数9万1809人のうち約28%に当たる2万6301人が大学へ進学している状況となっており、通信制高校の大学進学率は例年上昇中です。(※1)

ただし全日制高校の大学進学率は令和7年段階で59.49%と言われているため、全日制と比べると進学率はまだまだ低い状況であることは否めません。また通信制高校に通う生徒の中には、もともとクリエイター志望、スポーツ選手志望、独立志望などの人も多いため、学力はあっても敢えて大学へ進学しない学生も一定数います。

※1 卒業後の状況調査ー卒業後の状況調査票(高等学校 通信制)ー297状況別卒業者数より

サポート校を使うと進学率は高まる

単に通信制高校に通うだけでなく、サポート校を利用している人であれば進学率はさらに高くなる傾向です。『家庭教師のトライ』が運営するサポート校「トライ式高等学院」では、自校の大学進学率を71.1%と公表しており、東京大学、 京都大学、早稲田大学、 慶應義塾大学などの難関大学へ進学している学生も少なくないようです。

通信制高校が向いているのはどんな人?

通信制高校は良くも悪くも向き不向きが分かれる環境です。ここでは通信制高校にはどんな人が向いているか、性格的特徴を解説します。

自分のペースで学びたい人

「周りと一緒のペースでは頭に入りにくい」「自分のスピードで学んでいきたい」「毎日決まった時間に起きて学校に行くのが苦手」といった人は、マイペースで学べる通信制高校が向いています。

集団行動が苦手な人

「集団で一緒に何かをするのが苦手」「常に周囲に人がいると疲れてしまう」「一人の方が気楽で勉強にも集中できる」というタイプの人も通信制高校が向いています。通信制高校では基本的には自宅などで一人で学習することになるため、人間関係の気疲れなどに悩まされず、気が散ることなく勉強に取り組めます。

他にやりたいことがある人

「歌手を目指していて歌やダンスの練習もしたい」「スポーツ選手になるためにトレーニングもしたい」「すでにクリエイターとして活動しており仕事と学業を両立したい」など、他にやりたいことがある人は、毎日通学する必要がなくスケジューリングの自由が効きやすい通信制高校が向いています。

自己管理ができる人

通信制高校では自分のペースに合わせて学習できる分、自己管理能力が求められます。「強制されないと勉強できない」「自由な環境だと好きなことばかりしてしまう」といったタイプの人が通信制高校に通うと危ない部分もあります。自己管理ができずに実際に退学してしまう人や卒業に何年もかかってしまう人もいるのです。

通信制高校の注目度は年々高まっており、かつてのように不登校や退学した人だけでなく、さまざまなタイプの人がそれぞれの目的を持ち利用する手段となってきています。向き不向きもありますが人によっては最適な学習の場ともなり得るため、選択肢の一つとして考えておくと良いかもしれません。

配信元: mymo

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