「防災の仕事が9割」アイドル・時東ぁみが東日本大震災発生から15年目に思うこと。「バッグに充電器を入れるのも防災です」

「防災の仕事が9割」アイドル・時東ぁみが東日本大震災発生から15年目に思うこと。「バッグに充電器を入れるのも防災です」

◆風化は止められない。でも教訓にはできる

風化は止められない。でも教訓にはできる
――今年は東日本大震災から15年という節目です。活動する中で、防災意識の変化を感じることはありますか?

時東:防災そのものへの意識は、確実に上がっていると思います。講演中にメモを取る方や、質問コーナーで手を挙げる方が増えました。

ただ、個々の災害への関心は風化しているのではないでしょうか。能登半島地震ですら、2年が経った今、日常の話題にはなりにくいですよね。それが現実だと思います。

――風化するのは仕方のないことだと?

時東:悲しいですが、止められないと思います。被災した地域に家族や知人がいない限り、毎日意識し続けることは難しいですよね。

ただ、忘れることと教訓にしないことは別の話で、「あの災害では火災が多かった」「津波の被害がひどかった」という記憶を、自分の住む地域や生活環境と重ねて考えてもらえれば、それで十分だと思っています。

――では、この15年で防災意識が高まった今だからこそ、やっておいてほしいことはありますか?

時東:この15年の間に防災グッズを買ったり、ハザードマップを確認したりと、一度は備えをした方も多いと思います。それが今もきちんと機能しているかどうかを、この節目に見直してほしいです。

といっても、身構える必要はなくて、今日持っているバッグの中を見て、充電器が入っていれば、それも防災になっています。ウェットティッシュが入っていれば、それも立派な備えです。そういう身近なところから、自分なりの防災を確認してもらえればうれしいですね。

<取材・文/安倍川モチ子 写真/本人提供>

【安倍川モチ子】
東京在住のフリーライター。 お笑い、歴史、グルメ、美容・健康など、専門を作らずに興味の惹かれるまま幅広いジャンルで活動中。X(旧Twitter):@mochico_abekawa
配信元: 日刊SPA!

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