【更年期×東洋医学で解決!】意外な生活習慣が目の若返りに!?視力低下や目の乾燥を根本から防ぐ養生法とは

【更年期×東洋医学で解決!】意外な生活習慣が目の若返りに!?視力低下や目の乾燥を根本から防ぐ養生法とは

筋トレやマッサージで若々しさを保てるボディやフェイスと違って、目の若さは努力で維持することが難しいですよね。だからこそ、視力がいい人や目が健康な人は本当に若々しいように思えませんか?
実は、意外な生活習慣が目に負担をかけていたり、意外な行為が目の若さにつながっていたりするもの。そこで、目の健康管理を目だけではなく体全体の問題としてとらえた東洋医学式の養生法で、目のアンチエイジングをしませんか?

目の健康は目だけの問題じゃない!?

多くの更年期女性にとっての悩みである、目の不調。日本眼科啓発会議が実施した「目の健康に関する意識調査(2024)」では、50代女性の50%が現在健康面で不自由を感じる部位に「目」を挙げているという結果に。近年では加齢にともなう目の機能低下は「アイフレイル」と呼ばれ、その対策として40~50代からの目の健康管理が必要だと言われています。

しかし目の健康管理と聞いて、皆さんはどんな方法が思いつきますか? スマホやPCを見すぎないことや、画面などに目を近づけすぎないこと、ブルーベリーなどの目にいい食材やサプリメントの摂取など、セルフケア方法は意外と限られているような気がしませんか?

東洋医学では、目の健康は五臓の「肝(かん)」が支えていると考えます。肝は「血(けつ≒血液)」を蓄える場所であり、肝に蓄えられる血は「肝血(かんけつ)」と呼ばれ、視力を維持するために最も必要なものだとされています。イメージとしては、肝と目は強くつながっていて、目を使うと肝に蓄えられている肝血が燃料のように消費される、という感じでしょうか。

と言うことは、目の健康を維持するには肝血不足を防げばいいわけですが、ではその肝血はどうやって供給されるのかと言うと、ふたつのルートが存在します。ひとつは「脾胃(ひい=胃腸)」で摂取した栄養から作り出されて肝へと送られるルート、もうひとつは五臓の「腎(じん)」から送られるルート。腎には肝血のもとにもなる「腎精(じんせい)」が蓄えられていて、腎精が充実していると肝血が補われ、腎精が不足すると肝血も不足しやすくなります。

つまり、東洋医学の目の健康管理では「肝血不足を防ぐこと」が必須のテーマであり、そのためには

◉肝血の消耗を少なくする
◉脾胃を健康にして血を作る力を高める
◉肝血の材料となる食材をよくとる
◉腎精の消耗を防ぎ、補う

という4つの方法が存在しているということに。それだけ、セルフケアの方法も幅広く、そのなかには意外な養生法も多いのです。

アンガーマネジメントや23時就寝が目の健康につながる

ではここからは、前出の肝血不足を防ぐための4つの方法について具体的な養生法をご紹介していきましょう。

①肝血の消耗を少なくする
肝血不足を防ぐために最も優先すべきなのは、肝血の消耗を極力少なくすること。肝血を多く消耗しやすい生活習慣を見直すことからはじめてみましょう。
肝血を消耗する行為には、目の酷使、激しい怒りやイライラ、夜ふかし・睡眠不足、脳の酷使などがあります。多くの現代人にとって、なにかしら当てはまる項目があるのではないでしょうか。
目の酷使を防ぐためにおすすめしたいのが、コンテンツの楽しみ方を「見る」「読む」主体から「聴く」にシフトすること。できるだけ視覚を休ませて、ラジオやポッドキャスト、オーディオブックなどを楽しむ時間を増やしてみてください。日々のニュースチェックや情報収集も、聴覚を使うようにするといいですね。また、PCやスマホなどの作業や、テレビ、読書などが1時間以上続く場合は、1分ほど目を閉じて視覚を休ませて。目が疲れを感じる前に、目を休ませることがコツです。

怒りやイライラは肝血を大量に消耗し、目の充血や乾燥にもつながります。怒りやイライラを抑える方法については、アンガーマネジメントの記事を参考にしてみてください。夜ふかし対策には23時就寝のルーティン化、脳の酷使対策にはスマホもテレビも音楽もないデジタルデトックスの時間を1日15分作ることがおすすめ。ただし、これらをすべて実践するのは大変でしょうから、できることからはじめてみてください。

なお、目が充血気味の人は、目を酷使していたりストレスでイライラしていたり、睡眠不足だったりなど、肝に熱がたまって肝血を消耗している状態かも。肝の熱を冷ます菊花茶を飲むと、肝血の消耗を抑えつつ目の充血や視力低下をやわらげる助けとなります。

②脾胃を健康にして血を作る力を高める
脾胃が弱っていると食事から血を作り出す力も低下してしまうため、どんなにいい食材をとっても血を十分に補給することができず、肝血不足に陥りやすくなります。次のような傾向が見られる場合は、脾胃が弱っていて血を作り出す力も低下している可能性が考えられます。

・食後に強烈に眠くなる
・食後におなかが張って苦しい、膨満感がある
・食欲がない、少量の食事で満腹になる
・口の中がねばつく、または常に甘い
・軟便、未消化便が多い
・排便後もスッキリしない

脾胃が弱くなる主な原因は、冷たいものや生もののとり過ぎ、過食、早食い、不規則な食事時間、ストレス、湿気の多い環境など。まずはよく噛む、腹八分目にする、規則正しい食生活を送る、飲食物は常温以上のものをとる、脂っこいものや甘いものなど胃腸に負担のかかる食べ物を食べ過ぎないといった基本的ケアができているか、今一度確認してみましょう。そのほか、手足をよく動かすことは脾胃の働きをよくする助けとなるので、座りっぱなしにならないようこまめに立ち上がって足踏みをしたり、食後に軽く散歩することなどを習慣にするといいでしょう。

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