働く女性を追い詰める“二重の負担”
近年、女性の社会進出を背景に、共働き世帯が増えています。共働き世帯の数は専業主婦世帯の約3倍に達していますが、その一方で家庭内の負担は依然として女性に大きく偏ったままです。
総務省「社会生活基本調査(令和3年)」によると、共働き世帯における1日あたりの家事・育児関連時間は夫が「約1時間10分」であるのに対し、妻は「約4時間10分」と、3倍以上の開きがあります。フルタイムで会社員として8時間働き、クタクタになって帰宅したあとに、今度は「家事・育児」という無給の第2のシフト(セカンドシフト)が待っている――。この二重の負担は、女性の体力と精神力を確実に削り取っていきます。
「母としての役割」に押しつぶされ、苦しさを抱えている人は少なくないでしょう。そんなとき、「やらないこと」や「手放すこと」が、最善の選択肢となることもあるのかもしれません。
