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【福島県大熊町】思い出の地に、夫婦で移住 移住までの道のりと新しい暮らし/移住者 小堀さんインタビュー

【福島県大熊町】思い出の地に、夫婦で移住 移住までの道のりと新しい暮らし/移住者 小堀さんインタビュー

大野駅西交流エリア、クマSUNテラスにある「葦駄天おおくま店」の広報担当を務める小堀和正さんは2025年12月、奥様の裕美さんと夫婦で神奈川県から大熊町に移住しました。母親が大熊町出身という縁をきっかけに浜通りへの移住を考え始め、約1年かけて大熊に移住を決めました。またランニングなど多彩な趣味を活かしてイベントを企画するなどすぐにまちに溶け込んでいます。どのように移住の準備を進め、仕事を見つけて大熊に移住したのか、詳しくお話を伺いました。

定期的にまちを訪問し大熊を知る

母親が大熊町出身で、子どもの頃は夏休みや冬休みを利用して、よく大熊に遊びに来ていました。大自然の中で遊んだり、海に行ったりと大熊にはたくさんの思い出があります。移住の直接のきっかけになったのが、2024年の12月、楢葉町で開催された「Jヴィレッジハーフマラソン」に参加した時、久々に大熊町を訪れたことでした。この時は夫婦で「ほっと大熊」に宿泊し、大野駅前も見に行ったのですが、新しく生まれ変わった街の姿に魅力を感じました。一方で、依然として何もない場所が広がっている風景を見ながら、この街を盛り上げるために自分にも何かできることはないかと考え始めました。

当時は結婚したばかりで結婚式などの準備もあったので、実際に動き始めたのは2025年の6月ごろからです。最初は東京・有楽町にある福島県の移住相談窓口「ふくしま暮らし相談センター」に相談しました。母親の故郷ということで大熊町を見ていたのですが、それだけで決めていいのかな?と思い、浜通りの地域を中心に他の自治体も含めて情報集めを始めました。

そこから月1回程度大熊町や近隣地域に足を運び、大熊町移住定住センターに相談したり、南相馬市や富岡町に足を伸ばして周辺の買い物環境や生活環境を見て回りました。また、大熊町を訪れた時に偶然大熊インキュベーションセンター(OIC)のランチ交流会が開催されており、移住前から大熊町の人たちとネットワークを作り、新たな挑戦が始まる街の雰囲気を知ることができました。妻は福島と縁もゆかりもなかったのですが、何度か大熊を訪れる中でこの地を好きになってくれました。

「くまジョブ」で仕事を見つけ、未経験の飲食へ

移住にあたり、ポイントとなったのは仕事探しです。仕事探しには「くまジョブ」を利用しました。大熊町移住定住センターが運営しているということで信頼感があり、WEBサイトも見やすく、また担当者の方も親身になって相談に乗ってくださいました。移住前は精密部品の製造を行う会社に務めていて、妻とも職場結婚という形だったので、夫婦とも同じところで働いていました。同じ職種で製造業を探してみたのですが、当時は求人がなく、いくつかの会社とともに紹介されたのが現在の職場、「葦駄天」でした。

飲食は未経験だったのですが、社長さんにお会いするとなんと趣味がマラソンで、さらに出身地も私と同じということで、運命的なものを感じました。さらに「奥様もぜひ」と言って下さり、夫婦で「葦駄天」で働くことになりました。

現在「葦駄天」では、フロア業務とともに広報を担当しています。情報処理の専門学校に通っていたためパソコンなどは多少なりとも使えるため、店のPOP作りやホームページ作りを担当しました。また、妻も現在は調理補助という形でキッチンを担当しており、メニューの作り方を覚えているところです。

 

葦駄天おおくま店ホームページ https://gooden.co.jp/

 

「葦駄天」の魅力は、浪江町の請戸漁港から直接買い付ける新鮮な海鮮と、豊富な福島の地酒です。港から直接買い付けるため、新鮮な魚を提供することができ、お昼はヒラメやタイなどのお刺身を「請戸盛り」として提供しています。また、地元ゆかりのメニューも作りたいと大熊産のイチゴを使ったパスタも新メニューとして開発しました。また、ボリューム満点の唐揚げも人気の一品です。飲食は未経験ですが、食はまちの盛り上げに直接つながる業種だと思いますので、やりがいを持って仕事をしています。

配信元: Nativ.media

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