今大会は各プールで大会序盤から好ゲームが相次ぎ、中には1つのアウト、1つの失点が1次ラウンドを突破するか否かを左右する試合も少なくなかった。
◆侍ジャパンも1次ラウンドから苦戦…
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激戦続きだったのは、侍ジャパンも例外ではない。初戦の台湾戦こそ序盤に打線が爆発し、13-0(8回コールド)という一方的な試合となったが、それ以降は思わぬ苦戦を強いられた。
2試合目の韓国戦は初回に3点を許す厳しい展開でスタート。3回までに侍ジャパンが逆転したものの、その後も一進一退の攻防を繰り広げ、最後は2点差で勝利したが、手に汗握る白熱した試合だった。
それでも侍ジャパンは、3試合目のオーストラリア戦を前に早くも決勝トーナメント進出を決め、残す“格下”のオーストラリア・チェコという理想的な状況で1次ラウンドの折り返しを迎えた。
ところが、3試合目のオーストラリア戦は6回に先制を許し、7回途中まで1点を追いかけるよもやの展開。終盤に打線がつながり逆転し、何とか1点差でしのぎ切ったものの、薄氷の勝利だった。
◆侍ジャパンの試合運びに残る不安
さらにチェコとの最終戦はお互い無得点のまま8回裏を迎える緊迫した投手戦。メジャー経験のない選手がほとんどという格下チームを相手に大いに苦しめられた。8回に周東佑京(ソフトバンク)と村上宗隆(ホワイトソックス)の本塁打などで一挙9点を奪い、勝利を収めたものの、決勝トーナメントに向けて不安の残る試合運びだったと言わざるを得ない。
侍ジャパンはチェコとの試合を前に1位通過を決めており、主力を温存していたという事実もあるが、それはあくまでも言い訳。準々決勝以降は、メジャーの一線級の投手たちと対峙することになるため、初回からエンジン全開で立ち向かわなければいけない。
4連勝を飾ったものの、打線がもう少し打てないことには連覇も見えてこないだろう。

