「息子に裏切られたような悲しい気持ちに」。後になって息子の驚きの“手口”も発覚
その履歴を見た瞬間「息子に裏切られたような悲しい気持ちになりました」と、男性は当時の心境を明かします。

もともと、男性のスマホで「バトルロイヤル系のオンラインゲームに夢中になって」いたという息子。スマホは指紋認証でロックされていたものの、「息子は私が寝ている間にこっそり私の指をホームボタンに当ててロックを解除していたことが後で分かりました」と、男性はその驚きの“手口”を明かします。
息子は「ゲーム内でのスキンやガチャのアイテムを何度も購入」。1回あたりの課金は数百円から数千円程度だったものの、1週間のうちに30回近く決済されており、総額は7万2000円に上っていました。
「地方での生活において7万円という急な出費は非常に重く、その月の食費を極限まで削ったり、予定していた家族での外食やレジャーをすべてキャンセルしたりして補填しました」と、息子のゲーム課金による当時の生活への影響を明かす男性。
さらには、夫婦間でも「どちらの管理が甘かったかという責任のなすりつけ合いになり、一時的に家庭内の雰囲気が非常に険悪になってしまった」と振り返りました。
息子が理解できるよう、冷静に説明したことで見られた成長
夫婦でのせめぎ合いを明かした男性ですが、無断でゲームに課金していた息子に対しては、一方的に怒鳴ることはせず、冷静に説明することを心掛けました。

男性は「(息子に対して)なぜ無断で課金をすることが家計にとって大変なことなのかを冷静に説明しました。その際、具体的な数字を見せながら話し合い、理解させるよう努めました」。
さらに、ゲーム会社あてに返金を依頼するメールを息子の目の前で作成し、送信。ゲーム会社からは「規約により返金はできない」との回答が届きましたが、男性は息子について「自分がしたことで家族の楽しみ、例えば外食などが減ってしまった現実を実感し、深く反省している様子が見られました」と明かします。
さらに、この一件以来「息子はゲームで遊ぶ際にもお金がかからないか自分で確認するようになり、金銭教育として少しずつ成長していると感じています」と続けました。
