WBC3連覇を阻んだ、痛恨の“ダブルスチール失敗”。当時の走者・井端監督は「中途半端だった」と回想

WBC3連覇を阻んだ、痛恨の“ダブルスチール失敗”。当時の走者・井端監督は「中途半端だった」と回想

◆“ぶれない”采配に注目したい

この試合から13年の歳月が過ぎた。

プレーの当事者の一人であった井端は、侍ジャパンの監督として、アメリカの舞台に立つ。井端自身はこのときのプレーについて、「少し迷い、中途半端だった。痛いほど“ぶれない”ことの重要さが身に沁みた」と自著『勝負強さ』(角川書店)で語っている。

4度目の世界一まであと3試合。今後はこれまで以上に苦しい展開が予想される。かつての苦い経験を血肉に変えた井端監督が、勝負どころでどのような采配を振るうのか。その一挙手一投足に注目していきたい。

<TEXT/小山宣宏>

【小山宣宏】
スポーツジャーナリスト。高校野球やプロ野球を中心とした取材が多い。雑誌や書籍のほか、「文春オンライン」など多数のネットメディアでも執筆。著書に『コロナに翻弄された甲子園』『オイシックス新潟アルビレックスBCの挑戦』(いずれも双葉社)
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