
広い境内を巡ったあとのお茶の時間。
『清水寺』への参拝は想像以上に体力を使う。なにしろ東山三十六峰のひとつ、音羽山の中腹に広がる境内は起伏に富んでいて、敷地も広い。心静かに参拝するのはもちろん、舞台をじっくり眺めたり、眼下に広がる京都の街を見渡しながら巡れば、所要時間はおおよそ1時間。参拝を終えた満足感と、程よい疲れを感じながら寺を後にする。ひと休みには、スタイルの異なるふたつの喫茶を案内したい。
2025年に登場した『プレイティー』は、抹茶だけではなく熟プーアル茶や凍頂烏龍茶、紅玉紅茶などのアレンジティーが揃う。茶葉をふんだんに使い、味を重ねたドリンクはどれも、これを目的に足を運びたくなるほど。観光客向けでは?と見逃してしまうのはもったいない存在。
『鍵善良房』は享保年間から祇園に店を構える老舗。’24年に空間を一新した『鍵善良房 高台寺店』では、名物のくずきりを味わえる茶房に新設された予約席に注目を。旅先での時間はなによりも貴重。1か月前から、空いていれば前日まで予約ができる席に、並ばず入れる仕組みが嬉しい。

