在宅、遠距離、老老介護……。「まだ大丈夫」と思っていた家族に、ある日まとめて訪れる介護の現実。母の歩行困難、父の体調悪化をきっかけに、姉妹で初めてこの先を考え始めます。上大岡トメさんの体験をもとに描く、コミックエッセイ第1話。
在宅、遠距離、老老介護……「介護がもう無理!」となる前に
じわじわと老いていく親。
「昨日も大丈夫だったから、今日も明日も大丈夫」というごまかしが通用しなくなったとき、私たちはどう動いたらいいのでしょう。
両親は横浜、トメさんは山口、姉は京都。それぞれ離れた場所で暮らしながらも、父と母は支え合い、なんとか二人で暮らしている。そう思っていたけれど、コロナ禍を機に、一気に崩れていきます。
いきなりやってきた、遠距離での在宅介護から次の選択を考えるタイミング。
上大岡トメさんが、在宅・遠距離・老老介護という現実に向き合いながら、専門家のアドバイスをもとに、親の施設入居について学び、考え、実際に動いていく過程を一緒にたどっていきましょう。
「親フィルター」が外れる時がきた
50代半ば、母が長年お世話になっていたかかりつけ医から、「もう、高齢の親二人だけで暮らすのは厳しいのでは?」そう告げられたトメさん。施設入居はまだ先の話だと思っていたものの、その言葉をきっかけに、事態は思いがけず急展開していきます。




