吊るして飾ると可愛さ倍増! 子株が増えてお得な植物「オリヅルラン」の種類と育て方

吊るして飾ると可愛さ倍増! 子株が増えてお得な植物「オリヅルラン」の種類と育て方

オリヅルランの植え替え・植え付け

オリヅルランの植え替え
Olla Yakovleva/Shutterstock.com

生育が旺盛で根詰まりしやすいので、1~2年に1回植え替えてください。

一回りから二回り大きな鉢に植え替える場合

根鉢を1/4程度、底の部分をくずして落とし、新しい用土で植えます。作業は4月下旬から10月に行ってください。10月に植え替えた場合は、作業後室内で管理してください。

同じ鉢に植え替える場合

株分けを兼ねて植え替えます。ハサミなどで2~3株に切り分け、根を軽くほぐして土も少し落とします。葉を1/4程度、外側の葉から切って落として、同じサイズの鉢に新しい用土で植えます。夏に植え替えした場合は、作業後2~3週間は明るい日陰に置くとよいでしょう。作業の適期は5月から9月です。

増やし方

子株を切って植えれば、簡単に増やすことできます。ランナーを2cmほど残して切り、ポット鉢などに植えます。5号鉢に4~5株寄せ植えしてもよいでしょう。寄せ植えした場合は、1~2カ月で観賞できるようになります。

用土

清潔で排水のよい用土が適しますが、比較的用土を選ばずよく生育します。室内ではピートモスを主体とした用土が清潔でおすすめです。配合例として赤玉土5:ピートモス3:軽石2などの用土がよいでしょう。観葉植物用の培養土も手軽に使うことができます。

屋外でプランターなどに植え付ける場合は、草花用に広く使える一般的な培養土でよいでしょう。

花壇・プランターなどへの植え付け

オリヅルラン
Nadya Buyanowa/Shutterstock.com

日なたから明るい日陰の排水のよい場所に植え付けます。5月から9月に作業を行えますが、夏に植え付ける場合は明るい日陰から半日陰に植え付け、根付くまで十分に水やりしてください。

植えつけた株は10月中に鉢に植え、室内で越冬させれば来年も利用できます。また子株を水挿しして、室内で鑑賞しながら冬越しさせるのもおすすめです。

オリヅルランの栽培ポイント

オリヅルラン
fotosenukas/Shutterstock.com
  • 日なたから明るい日陰に置ける
  • 吊り鉢は子株がたくさん付いた株姿が楽しい
  • 乾燥に強い
  • 子株で容易に増やせる
  • 関東地方南部では地上部は枯れるが屋外で越冬することがある
  • 根詰まりしやすいので、植え替えを1~2年に1回行う

オリヅルランは丈夫で栽培しやすく、手間もかかりません。増やすのも簡単で、園芸のさまざまなシーンで重宝する植物です。栽培のコツを覚えて、長く育てて立派な株姿を楽しんでください。

Credit 文 / 小川恭弘 - 園芸研究家 - おがわ・やすひろ/1988年、東京農業大学農学部農学科卒業。千葉県館山市の植物園「南房パラダイス」にて観葉植物、熱帯花木、熱帯果樹、多肉植物、ランなど温室植物全般と花壇や戸外植物の育成管理のほか、園全体のマネジメントなどの業務に18年携わる。現在フリーランスとして活動。著書に『わかりやすい観葉植物』(大泉書店)、『ハイビスカス』(NHK出版)がある。

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