断ち食材(2)下痢や腹部の痛みを起こす乳製品
私たちがヨーグルトをおすすめしない理由は、実は、日本人の約9割は乳製品をうまく消化できない「乳糖不耐症」だと言われているからです。つまり、乳製品と日本人の腸は相性がよくないのです。
乳糖不耐症とは、消化酵素のラクターゼの不足や、働きが弱く、乳製品に含まれる乳糖を消化できない状態のことです。乳製品を摂ることで下痢や腹部の痛みを起こすこともありますが、少量では症状が出ないケースもあります。
乳製品に含まれるカゼインも腸にとっては厄介な成分です。カゼインはたんぱく質ですが、人間の胃では消化されず、そのまま腸までやってきます。未消化のカゼインが腸内の細胞の炎症を引き起こし、腸漏れの原因になる可能性があります。
それなのに、ヨーグルトなどの乳製品を摂るようになって、お通じがよくなったという話をよく耳にします。これは、実は便通がよくなったのではなく、乳糖不耐症によって少しお腹を壊しているだけの可能性が高いのです。
もし、牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品を毎日のように摂っているなら、一度摂るのをやめてみて、自分の体がどう変化するかを感じてみてください。
「お通じは毎日じゃなくなったけれど肌の調子がよくなった」「疲れにくくなった」「胃もたれしなくなった」「集中力が上がった」「体脂肪が減った」など、何かよい変化があったら、それはあなたに乳製品が合っていない証拠。乳製品の摂取をできるだけ控えることをおすすめします。
次回の記事では、「たんぱく質をムダにしない!効かせるコツは“摂り方”」を紹介していきます。
※本記事は、書籍『たんぱく質と腸の新常識: 絶対に漏らしてはいけない 新しい腸活とたんぱく質の正しい摂り方』より一部抜粋して構成しています。
※HALMEK upの人気記事を再編集したものです。

