◆金髪坊主の中年ヤンキーがビビった“ある言葉”
胸ぐらを掴まれながらも「ここで怯んだら終わりだ」と思ったタケルさん。「続けて私は『これ以上騒音が続くようなら警察呼びますよ』と言ったんです。すると数秒沈黙が続いた後、男は私からゆっくりと手を離して、無言で部屋の中に戻っていきました。その夜はそれきり静かでした」
そしてタケルさんが抗議して以来、騒音はパッタリとおさまったそう。
「抗議した次の日から、拍子抜けするくらい静かになりました。後日管理人さんに話を聞いてみたところ、その男は以前にも近隣トラブルを起こしていて、そのとき駆けつけた警察官に対しても粗暴な振る舞いをしたとかで、一度逮捕されかけたそうです。
それ以来警察からマークされているようで、私が放った『警察を呼ぶ』という言葉が彼に効いたみたいでした(笑)」
――他人への迷惑もかえりみずに非常識な振る舞いをするなど、40代になってもイキッている中年ヤンキーとのトラブル。人は見かけで判断してはいけないとは言うが、初見で感じた印象や違和感は案外当たるのかもしれない。
(取材・文=瑠璃光丸凪/A4studio)
【瑠璃光丸凪】
編集プロダクションA4studio(エーヨンスタジオ)所属のライター。興味のあるジャンルは、アングラ・音楽・ファッションなどサブカルチャー全般と、ジェンダー問題、政治経済問題について。趣味はレコード集め。

