両者のパートナーシップが届ける“時のメッセージ”
グランドセイコーと大谷選手とのグローバルなパートナーシップは、必然と思える。なぜなら、アメリカの球団・ドジャースへの入団発表の際、彼が左腕に着用しているグランドセイコーのタイムピースが話題になったからだ。その後の野球史に刻まれる快進撃は周知の通り。ある意味、グランドセイコーは世界的スーパーアスリートの勝利の時間を刻むタイムピースとして印象づけられた。
今回の新プロジェクトは、大谷氏とグランドセイコーとのパートナーシップは単なるアンバサダーという意味合いにとどまらない。日々、限りある時間を最大限に活用して人生を豊かにしている人々へのエールにもなっている点に注目してほしい。
両者に共通するのは、一瞬一瞬に誠実に向き合う姿勢。その誠実さこそ、目の前の瞬間の質を高め、ひいては時の質を磨き続けていくことにつながっていくことを示している。今を突き詰め、その努力の積み重ねが未来を切り拓いていく。このパートナーシップは、あくなき探究心をもって理想を追い続ける両者が、時と真摯(しんし)に向き合い、その質を磨き続けていく取り組みなのだ。

大谷翔平氏は、時の質を磨くことについて次のように語っている。
「一回一回の質をどれだけ高めていくかというのも大事ですし、突き詰めたことをどれだけ長い期間できるかということも、どちらも大事なのかなと思います」
大谷氏は、さらにグランドセイコーとのパートナーシップについて次のように語っている。
「(グランドセイコーの)積み上げられてきた歴史の一部を、自分が感じて身につけることができる、そういう嬉(うれ)しさはありますし、願わくは今後も一緒に歩んでいきたいなと思っています」
新章として、世界に発信される両者が共に歩み、未来を切り拓いていく姿勢は、多くの人を力づけるメッセージになるはずだ。
「The Grand Moments プロジェクト」の始動に向けて、時へのステートメントも発表された。
“Live Grand Moments.”
すべてのものに平等に与えられる時。
その質を、どこまで磨けるか。
突きつめる想いが強いほど、人生は輝く。
信じる道を進めば、自ずと世界は開く。
時の探究に終わりはない。
時の質を高めてくれるタイムピース
時の質を高めるということは、パフォーマンスを上げるということにほかならない。最初に挙げた大谷選手のポートレートと並んでいるグランドセイコーの「エボリューション9 コレクション スプリングドライブ U.F.A.」は、その象徴としてふさわしい一点だ。

パフォーマンスのよさを実現するのは、異次元の高性能を誇るムーブメント、スプリングドライブグランドU.F.A.「キャリバー9RB2」。スプリングドライブは、機械式時計とクォーツ式時計のいいとこどりをしたムーブメントでセイコー独自のムーブメントである。このキャリバー(ナンバーの意味を持つ)は、ぜんまい駆動式の腕時計として世界最高の年差±20秒という異次元の高精度を実現しているうえ、最大巻上時約72時間(約3日間)の持続時間を確保している。簡単に説明すると、通常、機械式や手巻き式などぜんまい駆動式の腕時計の場合は、高精度でも月差で表示されることが多い中、年差で表されるのは非常に誤差が少ないという意味になる。また、約3日間の持続時間があるということは、週末に時計を身につけずにおいても翌週の月曜日に腕時計が止まっていることがないということになる。
ケースとブレスレットには、ステンレススチールと比べて約30%軽量で、耐傷性・耐食性に優れるブライトチタンを採用していることもパフォーマンスを高める要素の一つ。軽くて心地よい装着感はアクティブに活動する人にとっては重要なポイントだ。

さらに、日本の美意識が息づく文字盤の芸術性が身に著ける人に自信を授ける。グランドセイコーのスプリングドライブの製造拠点であるセイコーエプソン塩尻事業所内「信州 時の匠工房」の近域で厳冬期に現れる幻想的な樹氷林を精緻な型打模様とカラーリングで表現しているのだ。精緻な直線を基調とする模様に繊細な白銀色を重ね合わせた文字盤は、樹氷が凍てつく風に吹かれて陽光にきらめく様子を想起させる。また、忍耐強く何かを極めることが、人々を感動させるパフォーマンスを生み出すことにつながるというメッセージをも伝えてくれるようだ。
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セイコーウオッチ お客様相談室
tel. 0120-302-617
text: Rica Ogura
「クレドール」ゴールドフェザーから、伊万里鍋島焼ダイヤルを採用した60本限定モデルが誕生
