◆メイク男子が陥りがちな勘違い
一方、筆者が通う美容室の女性美容師(29歳)はこう語る。「メイク男子自体は否定しません。でも、唇の血色や清潔感は気になりますね。唇がガサガサだと、不健康そうだし仕事ができなさそうに見える。無精ヒゲより、そこを見ます」
メイクをするのが女性だけの時代は終わった。男性が美意識を持つこと自体は悪くない。しかしその結果、勘違いをしてしまう男性も現れる。「知った側」「上に立った側」になったつもりで、パートナーを評価し始めるのだ。
女性が求めているのは、美容の先生でも審査員でもない。一緒に笑って過ごせる対等な恋人だ。
鏡を見る前に、相手の顔色を見てほしい。あなたのその一言は、愛情ではなく、採点になっていないだろうか。
文/蒼井凜花
【蒼井凜花】
元CAの作家。日系CA、オスカープロモーション所属のモデル、六本木のクラブママを経て、2010年に作家デビュー。TVやラジオ、YouTubeでも活動中。

