16日に公開した前編では、検察側が示した犯行当日の状況や、斉藤被告の具体的な発言内容などを紹介した。後編では、これに対して弁護側がどのような主張を展開したのか、今後の審理の見通しについて詳しく見ていく。
◆弁護側は「同意があった」と主張

犯行当日、既にロケバスの車内で待機していた斉藤被告の前にAさんが現れると、「はじめまして、今日はよろしくお願いします」と挨拶をした。その後、Aさんは斉藤被告の前の座席に腰をかけると、後ろを振り返りながらたわいもない会話を交わした。
◆弁護側が語る“キスまでの経緯”
20歳近くも離れている二人だが、次第に親しい雰囲気になっていくと、Aさんの顔が近づいてきたという。弁護側は第1の犯行(Aさんの両肩を手でつかんでキスをして、右胸を揉むなどしたとされる犯行)について、こう説明する。「斉藤さんは、Aさんは自分に好意を持ってくれて、キスすることを受け入れていると思い、キスをしました」
さらにキスをした直後、Aさんはこのように発言したため、性的行為への同意があったと説明する。
「嬉しいです。今日一日頑張れます、幸せです」
その後もAさんが斉藤被告の性的行為を受け入れている様子だったことから、再びキスをしたり、服の中に手を入れて右胸を揉んだりしたという。

