元ジャンポケ斉藤慎二被告「ロケバス事件」で実刑は不可避か…「好意を持ってくれていると思ってキスをした」弁護側が全面反論

元ジャンポケ斉藤慎二被告「ロケバス事件」で実刑は不可避か…「好意を持ってくれていると思ってキスをした」弁護側が全面反論

◆最も重い「不同意性交」の罪の詳細

 そして今回、斉藤被告が起訴された罪名の中で法定刑が最も重い「不同意性交」の罪。弁護側は、事細かに弁解していた。

 犯行前、予定されていた撮影が終わり、斉藤被告は着替えをするためにロケバスに戻った。ほどなくして、Aさんが車内に乗ってきたとのこと。「あれ、もうAさんはバスに乗る用がないはずだけどな」。そう考えた斉藤被告は、「Aさんが自分と一緒にいたい」と思い込んでしまったという。

 そして斉藤被告は、あろうことか仕事で使っていたロケバスの車中で、Aさんと10秒間にわたって口腔性交をした。

 検察側は斉藤被告の犯行態様について、「Aさんの頭を手でつかんだ」などと強制的に性的行為に及ばせたと悪質さを指摘する一方で、弁護側はAさんは抵抗したり拒否したりしていないと反論していた。

 テレビ番組の収録が終わり、斉藤被告がロケバスから降りようとしたとき、こんな出来事があったと弁護側は振り返る。

「斉藤さんが『今日はありがとうございました』と言ってロケバスから降りようとしたら、Aさんの方から斉藤さんにキスをしました」


◆実刑は不可避か

東京地方裁判所
3月13日(金)、初公判時の東京地裁前。289人の傍聴希望者がわずか20席の傍聴席を求めて列ができていた/筆者撮影
「実刑も十分あり得る」

 昨年3月の在宅起訴の後、一部ではこのように報じられている。実際、この事件をめぐっては当初から最悪の出だしだった。

 特に、刑事裁判で裁判官が量刑を判断するにあたっては、被告側の酌むべき情状も考慮される。

 その情状酌量を求める要素として、よく用いられているのが「示談」である。被告側と被害者側の示談が成立すれば、有利な情状として考慮され、「実刑回避」となることも多い。

 そんな肝心な示談の有無について、初公判で弁護側はこのように言及していた。

「斉藤さんは自分の行為を振り返り、反省すべき点があったと考えています。Aさんに謝罪を申し入れ、示談の交渉をしました」

 ただ、弁護側は初公判では「示談が成立したか」については触れておらず、今後の公判で説明するとしている。

配信元: 日刊SPA!

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