夜中に他人の布団へ…認知症の79歳父、入居1年で「強制退去」。家族が読み飛ばしていた、契約書の「残酷な但し書き」

高齢者の住まいとして存在感が増している「老人ホーム」。入居が決まったとき、多くの家族は安堵し、そこで「ゴール」したかのように錯覚します。しかし、老人ホームへの入居は、あくまで新しい生活のスタートに過ぎません。入居時には完璧に見えても、時間の経過とともに綻びが出ることも。一度は手に入れたはずの安住の地を去らなければならない、または自ら去る決断をすることも珍しくはありません。今回みていくのは、認知症の症状の進行により退去勧告を受けた79歳男性のケースです。
子どもを私立中学に通わせ、住まいは高級マンション…一見幸せな57歳エリートサラリーマンが、8歳年下の妻に「離婚」を切り出した“やるせない理由”

厚生労働省の統計によると、離婚そのものは2002年をピークに減少傾向にあるものの、そのうち婚姻期間が20年以上の「熟年離婚」は統計のある1947年以降で過去最高を更新し続けているそうです。熟年離婚が増えている背景はいったいなんなのか、朝日新聞取材班による著書『ルポ 熟年離婚』(朝日新聞出版)より、熟年離婚の現実とその背景を、事例を交えて紹介します。
