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障害者の働くを支援——チャレンジドらいふ

日本財団担当者が見たチャレンジドらいふの魅力

最後に日本財団の事業担当者・宮原幸世(みやはら・こうせい)さんからチャレンジドらいふが取り組む「ソーシャルファーム大崎」の事業の魅力について聞きました。

——同事業の助成につながったポイントはなんでしょう。

宮原さん(以下、敬称略):チャレンジドらいふでは、これまで就労継続支援B型事業所を営まれてきましたが、低工賃状態にあったものを根本から見直し、その1つの施設を福祉制度に頼らない自立型就労支援として一般就労へ移行した点にあります。福祉的就労からの脱却が、障害者の経済的自立を実現すると共に、膨らみ続ける社会保障費の改善につながると考えました。

——同事業のどのような点に期待されますか。

宮原:助成金により整備した設備を最大限に活用し、働く障害者の皆さんの所得の向上につながることを期待しています。社会保障費に頼らず、障害者の方が地域で自立した生活を送ることを可能にする先駆的な事例として、ぜひ事業を継続していただきたいです。

そうして障害者の方が消費者としてだけでなく納税者として社会を支える立場になり、社会に認められる仕事を担うことで、障害者の方の自己肯定感ややりがいが高まるものと考えます。

撮影:十河英三郎

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