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会社にしがみつけばよかった…特別加算で〈退職金2,200万円〉を手にした49歳女性の後悔。正社員の座を捨て、待ち受ける「老後の恐怖」

会社にしがみつけばよかった…特別加算で〈退職金2,200万円〉を手にした49歳女性の後悔。正社員の座を捨て、待ち受ける「老後の恐怖」

女性特有の「長寿化」と「再就職の壁」

東京商工リサーチ「2025年 上場企業『早期・希望退職募集』状況」によると、2025年の募集人数は1万7,875人に達しました。その対象年齢は50代以上の中高年層が中心となっており、安見さんのような40代後半から50代の社員がターゲットとされています。

この「黒字リストラ」に応募する際、女性は男性以上に慎重な判断が求められるでしょう。その理由は、大きく2つあると考えられます。

第一に「長生きリスク」です。厚生労働省の「簡易生命表(令和6年)」によると、日本人の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.13歳。女性は男性よりも約6年長生きする計算になります。安見さんのように賃貸住まいの場合、人生の後半戦にかかる家賃や医療費などの生活コストは、男性よりも膨大なものになります。

第二に「再就職の壁」です。事務職などのバックオフィス業務はDX化で求人自体が減っており、中高年女性が正社員として再就職するのは困難です。多くが非正規雇用となり、年収は激減します。

「まとまったお金が入るから」という理由だけで安易に退職を決めるのは危険です。自身の健康寿命、資産寿命、そして再就職市場の現実をシビアに見積もらなければ、安見さんのように将来設計が破綻する事態に陥りかねません。

[参考資料]

 東京商工リサーチ「2025年 上場企業『早期・希望退職募集』状況」

厚生労働省「令和6年簡易生命表」

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