退職金とiDeCo同時に受け取ると197万円の損!?…〈退職金3,000万円〉〈iDeCo480万円〉60歳会社員の決断【税理士が“もっともお得な受け取り方”を解説】

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もっともお得な退職金とiDeCoを受け取るタイミング

ここまでみてきたように、iDeCoを先に受け取り、10年以上空けて退職金をもらうのが、もっとも税金を抑えられる“お得な受け取り方”といえるでしょう。

また、先に退職金をもらう場合は、iDeCoを最低額で継続拠出して加入年数を延ばすのがおすすめです。

なお、経営者や役員等で「2社から退職金をもらうケース」では、たとえばA社を退職した10年後にB社を退職すれば、それぞれの勤続年数(たとえば30年と40年)で控除がフル適用されます(※)。

(※)9年以内に退職すると重複期間の控除が減額されるため注意

ちなみに、関連会社の役員で勤続5年未満の場合、1/2課税が適用外になる可能性があるので注意が必要です。

退職金とiDeCoの受け取りタイミングを工夫するだけで、税負担を大幅に減らすことができます。将来に備えて、早めに計画を立てておきましょう。

黒瀧 泰介
税理士法人グランサーズ共同代表/公認会計士・税理士

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