プロ野球楽天の元監督で野球解説者のデーブ大久保氏(59)が、2026年3月18日にユーチューブを更新し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表・井端弘和監督(50)の采配を巡る批判の声に激怒した。

「WBCに関連した人たちの誰が今非難されていますか?」
今大会、日本は1次ラウンド・プールCを4戦全勝で首位通過した。
15日に米フロリダ州マイアミで行われた準々決勝では、プールD2位のベネズエラに5-8で敗れた。大会2連覇を狙った日本は、WBC6度目の出場で、初めてベスト4進出を逃した。
ベスト8敗退に終わったことで、試合直後から井端監督をはじめとし、大会を通じて無安打に終わった近藤健介外野手(ソフトバンク、32)や、ベネズエラ戦で逆転3ランを浴びた伊藤大海投手(日本ハム、28)に向け、SNSで誹謗中傷とみられる投稿が相次いだ。
楽天で監督経験のある大久保氏は、インターネット上の井端監督への批判に対して、「【ブチギレ】WBC日本代表の監督・選手批判について、プロとしてハッキリ言わせてもらいます」とのタイトルで動画を公開した。
大久保氏は動画の中で、「今何が起きているか」と切り出し、次のように怒りをぶちまけた。
「井端監督の采配が非難されている。とんでもないことが起きている。侍ジャパンの組織の人たち、WBCに関連した人たちの誰が今非難されていますか?監督を任命した人、誰か非難されていますか?コーチを選んだ人、選手を選んだ人、誰か何か言われていますか?全く言われていない。はっきり言って、言葉は悪いが、のうのうと生きている」
そして、「叩かれるのは何で監督、コーチで選手なんだ」と疑問を投げかけ、こう続けた。
「なんで井端監督が非難されないといけないんだ」
「なんで井端監督が非難されないといけないんだ。(NPBは)井端の人生を守ってあげてください。この後、全日本の監督をやるんですか?辞任した後、また監督をやらせますか?井端監督にNPBの監督のチャンスが出てきますか?なかなか難しいですよ。これだけ日本中に非難されることをやらせておいて。侍ジャパンで守ってください」
日本の敗戦後、監督、選手らへの誹謗中傷が続く中、日本プロ野球選手会は16日に公式Xを更新し、以下のようなコメントを投稿した。
「WBCの結果を受け、侍ジャパンの選手や監督・コーチ等に対する誹謗中傷を多数確認しています。これまでも日本プロ野球選手会では、選手を守る観点から、発信者情報開示や損害賠償請求、刑事告訴等の法的措置を多数行ってきました。今回の大会では、AIを活用したモニタリングにより投稿の確認・証拠保全を行っており、悪質な投稿については法的対応を含めて厳正な措置を講じます。選手が安心してプレーできる環境づくりへのご理解とご協力をお願いいたします」(原文ママ)
無念の準々決勝敗退で大会を終えた侍ジャパン。報道によると、井端監督はベネズエラ戦後、退任する意向を示したという。