5.求人応募に関するよくある疑問
最後に、複数応募に関するよくある疑問について、吉澤さんからアドバイスをもらいました。
Q. 1社ずつ応募するデメリットはありますか?
吉澤さん:本命の職場があること自体は問題ありません。ただ、1社に絞って不採用だった場合、時間も精神的なダメージも大きいため、並行して複数に応募することをおすすめします。
また、複数の職場を比較することで、それぞれの条件や雰囲気を客観的に判断しやすくなります。「ほかの職場も検討したうえで、ここが一番だと感じました」と伝えられると、採用側にとっても説得力のある志望動機になります。
Q. 内定辞退や併願は失礼ではないですか?
吉澤さん:人事側も他社と併願していることは十分に想定していますので、辞退や併願に後ろめたさを感じる必要はありません。
大切なのは誠実なコミュニケーションです。返答を待ってもらう場合は、1週間を目安に「○日までにご連絡します」と期限を明確に伝えましょう。
Q. 他社の選考状況を聞かれたら?
吉澤さん:正直に「○社ほど受けています」と伝えて問題ありません。施設名を明かす必要はありませんが、「○○(リハビリ、地域密着など)を重視して探しており、その条件に合う数社を受けています」と補足できると、転職の軸が明確に伝わります。
また、採用担当の視点では、この質問は「自社が選ばれるかどうか」を測るための大切な確認事項です。私が採用に携わっていた際も、ぜひ入職してほしいと思う方にこそ、他社の状況を伺っていました。
面接は「落とすための試験」ではなく「迎え入れるための機会」です。必要以上に気負わず、素直に会話をすることが、納得のいく転職成功につながります。

